『Last Stop Phoenix』の予告編でアレクサンダー・ローマンの世界を探検する!

テクノロジーの発達により誰もが手軽に映画を撮り、そして誰もが手軽に消費することが可能となった現代…すでに飽和状態にありながらも映画界は膨張を続け、今や人跡未踏のジャングルと化しつつある。
だが! 秘境にこそ夢がある! ロマンがある! 自分だけのお宝がきっとある!
そう! 我ら謎予告編探検隊!

フィルムノワール風インディーズ短編のティーザー予告編だそうですが。
しかしこれだけ観てもなにがなんだか分からんな。ベタなCMみたい。なんとなくのムードで見せようとゆー映画だろうから別にいいんだろが。
ちょっとだけ出てくる、たぶん主人公の探偵かなんかを陥れるに違いない女がノワール顔。気だるい感じでお願いしますとでも監督に言われたのかソーダ・ファウンテンのウェイトレスがとてもやる気がない。そこのマスターがオーダーパネル(なんていうのあれ)回すとこは別に予告編に入れんでもいいだろ。
面白いかどうかはまったく分からんが、なんとなくフェニックスに行きたくはなる。いつか行こうフェニックス。いつか行こうアリゾナ州。たぶんその頃にはこの映画のことはサッパリ忘れてる。

アレクサンダー・ローマンとゆーアメリカの自主映画作家の作。知らん。全然知らん。Google+のフォロワーが30人くらいの人なので当たり前か。
どうもコンスタントに色々撮ってる人ではあるらしい。

この感じからするとオールディーズ趣味の人なのかこの人は。なんの話だかよく分からんがムードだけで見せようとするのも『Last Stop Phoenix』と同じ。つか別に凝ったストーリーとかそんなん元から無いんだろう、ジャンルもの短編なんだし。
魔女吸血鬼と狼男の絵面がアホらしいがこのガチ感。なんだろな、RKOのニューロ系ホラーみたいなつもりなんかな。ローマン監督、ガチの人です。

こっちは60年代スタイルのスパイものか。ノワール、ニューロティック(?)、スパイと…お前はオールディーズのB級ジャンルを全て制覇するつもりなのか。
これはしかしゲイムービーとあるが、他にも何本かゲイムービーと書いてあったのでゲイに拘りのある人なのかもしんない。次はダグラス・サーク風のゲイのメロドラマかなんかお願いします(もうやってるかも)。

しかし不思議なものでどれ観てもよく分からんがこう続けて観てるとちょっと本編も気になってきてしまう。きっと面白くないに違いないがとりあえずムードだけはあるので面白いかもと錯覚させてくれる。大事。それ予告編に一番大事。
ゲイ&オールディーズB級予告編作家アレクサンダー・ローマンの今後に注目したい…気もしないでもない。

(文・さわだきんたま)

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