『Tugas Dari Guru』と『The Park』の予告編でインディーホラーを探検する!

テクノロジーの発達により誰もが手軽に映画を撮り、そして誰もが手軽に消費することが可能となった現代…すでに飽和状態にありながらも映画界は膨張を続け、今や人跡未踏のジャングルと化しつつある。
だが! 秘境にこそ夢がある! ロマンがある! 自分だけのお宝がきっとある!
そう! 我ら謎予告編探検隊!

なんて不器用なんだ。今日日どこぞの小学生でさえフリーの編集ソフトでスマホかなんかで撮った映像それっぽく繋いでそれっぽくエフェクト付けてなんとなくちゃんとした風にしてるとゆーのに、この不器用さ。いやもちろんそこがイイんじゃないですか…!
しかし主人公の女の顔ばっかアップで撮りまくるなぁ。この、いかにも垢抜けない感じの華の無い…素晴しいなおい。暗すぎる照明と粗っぽい画質も込みでなにがなんだかよくわからんが澱んだ不気味ムードがあるんじゃないか。俺がインディー系のホラーで観たいのってこーゆーのですよ。これが観たいんすよ!

動画の解説に“FILM HORROR MOVIE INDIE PONTIANAK”とあり、PONTIANAKってなんだろうと思って検索をかけたところ怖い画像がたくさん出てきて戦慄。
ポンティアナックはインドネシア・カリマンタン島の都市なんだそうですがインドネシアの吸血女幽霊の名称でもあるとのこと。妊娠中に死んだ女の幽霊で男の胃に爪をぶっこんで内蔵食ったりチ○コ千切り取ったり目玉を吸い取ったり…ってめっちゃ怖いなポンティアナック!
あービックリした。その語感からコリアン・トランスミュージック(?)のポンチャックを連想させたがあんな楽しい感じは微塵もなかった…。

インドネシアホラーとゆーと90年代くらいまではプリミティブでグロテスク趣味満載だったと『ゾンビ映画大辞典』かなんかに書いてあった気もするが、きっとその頃には内蔵を食らい性器を食らい目玉を食らう恐怖のポンティアナックムービーがたくさんあったんだろうなぁ。
見た感じオバケの映画でポンティアナックとあるが出てくるオバケは白塗りのオッサンだったんで、これはなんかポンティアナック産のインディーホラーですってことなんじゃないすかね。

インディーホラーなんてのは小奇麗にまとまってたり作りこまれてたら面白くも怖くもないだろと思うが、意外と雑すぎて気持ち悪い系のインディーホラーとゆーのもそんなにない。
どれもこれも狙い過ぎ作り過ぎでまったくけしからんな…とそう思ってた矢先に見つけたのがこれだったが、いや雑さがインディーホラーの魅力の一つだとしてもこれはさすがにねぇだろ! これはさすがにねぇだろ!
どんな了見なんだ一体…これがなんの予告編になると思ったんだよ…映画よりこれで予告編いけるなと考えたお前の方が怖いよ!

げに恐ろしきはオバケより人の心なんであった…。

(文・さわだきんたま)

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