ノーバジェット映画予告編三本立てでGramma Bumの世界を探検する!

テクノロジーの発達により誰もが自由に映画を撮り、そして誰もが自由に消費することが可能となった現代…すでに飽和状態にありながらも映画界は膨張を続け、今や人跡未踏のジャングルと化しつつある。
だが! 秘境にこそ夢がある! ロマンがある! 自分だけのお宝がきっとある!
そう! 我ら謎予告編探検隊!

ホラー映画で怪物とか殺人鬼に襲われるのは綺麗な女優さんと相場が決まっているがこちら『CREEPER』は汚いオッサンが触手の餌食になります。タンクトップの変態ルチャレスラーが横でそれニヤニヤ眺めてます。すごくアホとてもアホ。
いや! もしかしたらジェンダーフリー映画なのかもしれないな! 怪物に襲われるのは女優さんなどと誰が決めたんだ! それって女性蔑視なんじゃないか! これはリベラルで先進的な映画なんですよ! 汚いオッサンの触手プレイが!

でも作ってんのGrammaBum Motion Picturesっつークソい名前の監督コンビなのでやっぱ単なるクソ映画だこれ(褒めてる)

安シンセサウンドもビデオ的画質の粗さも殺人鬼(推測)の華の無さもパーフェクトに現代を感じさせないがちゃんと今年の初めにアップされたGramma Bumの新作短編ティーザー予告編。
この感じからすると90年代ビデオ撮り自主ホラーのオマージュだと思うがあんなのにオマージュ捧げてどうなるんだ。ただでさえつまんないものを再現しても余計つまんなくなるだけじゃないのか…でも別にいいのかクソ映画撮りたくて映画やってるんだもんなお前ら!
このクソ精神! ダビング精神! ちょっとね、いやほんとにちょっとだけ土手にこれのVHSが落ちてたら拾って持ち帰りたくなっちゃうよね! VHSとか出してないと思うけどね!(クソ短編何本か入れたDVDは出してるらしい)

ちゃんと映画データベース最大手のIMDB載ってたからGrammaBumの代表作と言っていいのかもしれないが代表作にしてスウェットのオッサンが大真面目な顔でドンキホーテで買った的アイテムで武装した世紀末無法集団と闘う映画っぽいんでつまりなんかそんな感じです。
あのVHS感全開のタイトルロゴがこだわり。そもそも2015年の作にして『American Holocaust 2000』なのでこだわりです。
ノーCG・ノースタント・ノー予算。これが(自主)映画だ!

同じようなことやってるイタリアのクソ映画粗製乱造メーカー、ネクロストームが意外に売れてしまったのでGramma Bumもワンチャンあるぞ。
無予算悪趣味ビデオ撮り自主ホラーよ永遠なれ! (ならなくて別にいい)

(文・さわだきんたま)

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