今週発売のDVD&ブルーレイ気になったやつ(2017年 1月 第1週)

一月初週はホラー多め。外れなしの地下鉄ホラーロシア編『ザ・コレクター』、シャマラン『ヴィジット』の成功にスタッフは臍を噛んだに違いない2014年の恐怖ババァ映画『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』、ビル・モーズリィ出てます悪魔憑き映画『ポゼッション・エクスペリメント』など。
あけましておめでとう。

シンクロニシティ [DVD]

発狂ゾンビ映画の怪快作『地球最後の男たち THE SIGNAL』とかボンクラドラマの戦闘ヒロインを軸にオッサンたちの安い運命が交錯する悲喜劇『パラドックス・ハプニング』のジェイコブ・ジェントリーの時間SFということで、この人の映画は前後左右に飛びまくるややこしい編集がひとつの特徴なのでどう考えても頭の中でこねくり回したクソ面倒な構成になってんだろう、とは。
意味不明寸前のストーリーとか常に笑えない一歩手前を探っているようなスレスレのブラックユーモアがおもしろい人でもありますがこれはどうなんすかね、リチャード・ケリーとは作風がよく似ていますけどケリー大爆死の『サウスランド・テイルズ』みたいなことにはなってないだろうか。気になる。いま個人的いちばん気になる映画監督の、その映画。

モンキー・シャイン -HDリマスター版- [Blu-ray]

モダンゾンビの父ジョージ・A・ロメロによるたぶんお猿さんホラー随一の傑作。お猿さんホラー自体ほかにリチャード・フランクリンの『リンク』ぐらいしか知りませんが(『キラー・モンキーズ』という邦題のオムニバス映画にはすごく騙された。猿は5分ぐらいしか出なかった)。
だいたい主婦が鬱々とするだけの『悪魔の儀式』とかぼっち青年が悶々とするだけ『マーティン』みたいな極私スケールの映画を好き好んで撮っていたような人がロメロなので丹念な心理サスペンスは向いてると見え、嫉妬に狂った介助猿と車椅子の飼い主がたたかう地味にも程があるお話しもちゃんとこわおもしろい、お猿さん版あるいはロメロ版『ミザリー』です。

ブリーダー [DVD]

主演が駆け出しのマッツ・ミケルセンそして駆け出しの監督ニコラス・ウィンディング・レフンということで。映画ファンには堪えられない一本なんでしょうが内容的にも映画オタクが撮ってますからビデオ屋のオタク店員マッツ・ミケルセンが延々と映画監督の名(それもルッジェロ・デオダートとか)を唱えロクデナシの友人たちと週末TSUTAYAでこれ借りて見よう会を催して『悪魔のはらわた』を上映、とかそういう映画オタク汁特濃映画でした。
「映画を見てる間は静かにしろぉ!」とキレて殺し合い寸前にまでいくシーンがあり映画オタクのおそろしさがよくわかります。どこかで見た気がしたラストはたぶんデヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』だなこれ。切なくていい。

そのほかのもの


ハリウッド西部劇映画傑作シリーズ 夢想の楽園 [DVD]

こういうのはタイトル買いで夢想で楽園でついでに端役がゲイリー・クーパー。朗らかアメリカたのしいな、という映画なのかなぁ。監督ヘンリー・キング。


アサイラム・バスターズ [DVD]

『VILLMARK』という2003年の低予算ホラーの続編というか、姉妹編というか、話は繋がってないらしいのですが。『VILLMARK』、とても評判。こちら『アサイラム・バスターズ』こと『VILLMARK 2』も『セッション9』系統の不気味さがええ感じじゃあないすかね予告編見ると。でもバスターズはないだろ。


長く熱い週末 HDリマスター版 [Blu-ray]

これはもう全然知らん映画なんですがなんと初DVD・ブルーレイ化にしてサントラ同梱版も出ると。根強いファンが付いてるのかなぁ。youtubeでテーマ曲探したら全然想像と違って驚く。ちょっとゴブリン風の…。


バトルトラック HDリマスター版 [Blu-ray]

『バトルトラック』! 『コンボイ』くらいタイトルの攻撃力が高いので(ということは『バトルコンボイ』という映画があれば最強なのだ)どうせ『マッドマックス2』の安い便乗映画と言われても頭から離れない『バトルトラック』。やっと観れるしかもブルーレイ。ブルーレイ再生機持ってないけど。

コメントしてあげる

wpDiscuz