気候問題よりもエサ問題に切り込んで欲しい映画『ズートピア2』感想文
こんなものかという感じのハリウッド大作だがこんなものだからカップヌードルと同じでたまに食べたくなるみたいなの、ある。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
こんなものかという感じのハリウッド大作だがこんなものだからカップヌードルと同じでたまに食べたくなるみたいなの、ある。
アルジェント映画以外の全部が最悪のバッドエンドと言っても過言ではない1970年代イタホラは実家のようなもの、そこにはレジャーのような刺激と面白さはないかもしれないが、その代わり疲れたらいつでも帰る場所としての安心感があるのだ。というそんな1本。
というわけで何度も何度も同じような告知を出しておりましたがあらためて『Christmas Ho Ho Horror Movies 100』、出ました。
最後の20分ぐらいはゾンビ映画として楽しめるけどそこに至るまでは無駄が多く基本的に退屈。真相も大したもんじゃないし。
『マインドハンター』みたいなシリアルキラー捜査ものの連続ドラマの一気見バージョンみたいな感じなので『マインドハンター』の完結編たるシーズン3の制作再開を切に願う俺としては面白かったです。
今回はとにかく血と臓器と絶叫のたっぷり載った凄惨な阿鼻叫喚編。面白かったが、なんか気分が荒む。
昨今のシネコンにかかる日本映画は原作付きではないものを見つける方が難しいぐらい原作ありきなのにこの映画はシネコンにかかる予算規模の商業日本映画なのに監督・坂下雄一郎のオリジナル脚本でしかも社会風刺ネタの悲喜劇ときたもんだ。こんな映画が売れるわけがない! 面白いのに!
武装警官100人殺して主人公がカッコよくてカーペンターみたいで石井隆みたいでとそんなにたくさんのみんなが娯楽映画で観たい要素(※この場合のみんなは私の脳内に生息する人々のことです)を盛っているのだから新橋系映画としては充分すぎる。
なんか、クリスマスパーティとかやるときに適当にテレビに流しとく映画としてはいいんじゃないすか? クリスマスパーティなんか行ったことないから知らんけど。
みなさんはこんな言葉をご存じだろうか。華々しい失敗作、それが真のアートである。その言葉が正しいとすれば、この映画は堂々たるアート映画である。