真面目なのにへっぽこ映画『サターン・ボウリング』感想文

こういうへっぽこ感は嫌いじゃ無いどころか大好きではあるが、上映前メッセージまで付いて作り手は本気ですということを見せつけられているので、はははへっぽこですね~とボル映画のように笑うのも憚られ、なんとも…反応に困る映画なのであった。

信ずる者は救われるし悪魔も撃退映画『死霊館 最後の儀式』感想文

こうも宗教色が強くなるとさすがに非クリスチャンにはしっくり来ない映画だと思われるが、まぁしかし映画としての出来はともかく、その宗教性に目を向ければ興味深い映画ではあった。

フランスの栃木で高校中退ヤンキー頑張る映画『ホーリー・カウ』感想文

酪農女子がケンカの仲直りにパブリックな場でおっぱいを見せるぐらいいろいろとゆるいフランスの栃木の高校中退ヤンキー成長物語。フランスは洗練と知性の国と信じる人には受け入れられないかもしれないが、俺にはとっても沁みましたねぇ。

都会のマンションはヘルハウス映画『層間騒音』感想文

なんか夏が終わっちゃったからとかもあるのかずいぶん小規模な劇場公開になってしまった。もったいない、これは団地やマンション暮らしを一度でもしたことがある人なら大抵肌で知っているあのイヤァな感じを増幅して追体験できる優れたホラーですよ!