神の踊りで世界を救え映画『カーンターラ 神の降臨』感想文
文明論の映画でもあるし、信仰の効用の考察でもあって、インド映画見るぞという気分でこれをお出しされてみなさんがどんな顔になるのかはよくわからないが、面白い映画だったと思います。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
文明論の映画でもあるし、信仰の効用の考察でもあって、インド映画見るぞという気分でこれをお出しされてみなさんがどんな顔になるのかはよくわからないが、面白い映画だったと思います。
カンフー映画と見せかけて実態はネオ・ノワールだったわけだが、アクションがあまり盛り上がらないというのを除けばなかなか面白かったです。
ホラー分野で活躍する若手の才人と才人がタッグを組んだら怖さや面白さが倍になるどころかどっちのフィルモグラフィーでもたぶん一番下かその近辺という怖くも面白くない映画になってしまった。なぜなのか。
千鳥・大悟と綾瀬はるかのダブル主演にしてSF映画!是枝裕和の映画としては野心作かもしれないんですが、SF力が低いのであんまり面白くはなかった。
面白いけどこれは中華ファンタジー・バトルアクション・コメディのアニメであってトムジェリではなくない!?
せっかく半魚人が出てくる映画なのにちょっとシナリオが真面目すぎたかもしれない。もし俺が寝てる間にディーン・フジオカが島の地下に隠された日本軍の半魚人工場を爆破したりしてたらすいません。
フェイクドキュメンタリー・ホラーとしてのレベルはかなり高く幽霊も怪物も出ないのにしっかり怖いからイイのだが、フィルムエストさんの作品ならやはり陰鬱な気分じゃなくてアハハと笑って劇場を後にしたかった……とか思ってしまう。
スポ根映画みたいのを期待すると肩透かしでしょうが、筋肉激太・神経激細のアメリカンマッチョ男性が自分の弱さを受けれるようになるまでの成長の物語として見れば、しみじみと良い映画。
佐藤二朗の怪演は良いし発想も面白いけど、というかそれだけにかえって、いろいろ惜しく見えてしまった気がするなぁ。
俺は予告編で唐沢寿明の変顔ハイテンションを見て「これ観たい!」と思った異常な人間なので、唐沢寿明劇場といってもいいこの映画は大いに楽しんだ。犯人当てクイズの回答が出るたびに唐沢寿明がくねくね踊るんだよ。もうそれだけで面白いと思うな俺は!