全体的に味付けが雑な幕の内弁当みたいな映画『箱の中の羊』感想文
千鳥・大悟と綾瀬はるかのダブル主演にしてSF映画!是枝裕和の映画としては野心作かもしれないんですが、SF力が低いのであんまり面白くはなかった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
千鳥・大悟と綾瀬はるかのダブル主演にしてSF映画!是枝裕和の映画としては野心作かもしれないんですが、SF力が低いのであんまり面白くはなかった。
面白いけどこれは中華ファンタジー・バトルアクション・コメディのアニメであってトムジェリではなくない!?
せっかく半魚人が出てくる映画なのにちょっとシナリオが真面目すぎたかもしれない。もし俺が寝てる間にディーン・フジオカが島の地下に隠された日本軍の半魚人工場を爆破したりしてたらすいません。
フェイクドキュメンタリー・ホラーとしてのレベルはかなり高く幽霊も怪物も出ないのにしっかり怖いからイイのだが、フィルムエストさんの作品ならやはり陰鬱な気分じゃなくてアハハと笑って劇場を後にしたかった……とか思ってしまう。
スポ根映画みたいのを期待すると肩透かしでしょうが、筋肉激太・神経激細のアメリカンマッチョ男性が自分の弱さを受けれるようになるまでの成長の物語として見れば、しみじみと良い映画。
佐藤二朗の怪演は良いし発想も面白いけど、というかそれだけにかえって、いろいろ惜しく見えてしまった気がするなぁ。
俺は予告編で唐沢寿明の変顔ハイテンションを見て「これ観たい!」と思った異常な人間なので、唐沢寿明劇場といってもいいこの映画は大いに楽しんだ。犯人当てクイズの回答が出るたびに唐沢寿明がくねくね踊るんだよ。もうそれだけで面白いと思うな俺は!
『スター・ウォーズ』の映画ってやっぱ派手な戦闘シーンとかめちゃくちゃ強い敵とかを想像しちゃうから、そういうのが出てこないこの映画はなんかあんま『スター・ウォーズ』観たな~って気がしなかったな。
適度に面白いけどすごい普通の映画だったとおもいます。あと羊が人間に都合良すぎるのでどうぶつ映画としては失格。
これはこの映画だけの話ではないのだが、ショッキングな題材を扱う最近の社会派気取りの邦画には、「警察の存在しない世界」がちょっと多過ぎである。