衝撃!実はハリウッド黄金期にミニオンズが!?映画『ミニオンズ&モンスターズ』感想文
『ミニオンズ&モンスターズ』というタイトルで予告編にはベイビーヨーダならぬベイビークトゥルーが映っていたので今度のミニオンズはクトゥルーもの! の予想は半分当たりで半分外れで、どちらかと言えばハリウッド哀歌もの。映画好きならたぶんグッと来ます。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
『ミニオンズ&モンスターズ』というタイトルで予告編にはベイビーヨーダならぬベイビークトゥルーが映っていたので今度のミニオンズはクトゥルーもの! の予想は半分当たりで半分外れで、どちらかと言えばハリウッド哀歌もの。映画好きならたぶんグッと来ます。
妙に間延びはするし、それにアクションシーンはフラッシュ演出で誤魔化しすぎているしで、残念ながら手放しで称賛できる映画ではなくなってしまったが、それでもB級恐竜の佳作だと思います!
ネタ映画のようなタイトルだが、これはホラー好きならぜひとも観ておきたい力作ではないでしょーか。
SFとまでは言えずファンタジーとまでも言えず、でも単なる現実のお話でもない、「奇妙な味」とも言えるような、なかなかイイ話、イイ映画。
ほとんど自主映画のようなものではあるが、ここには何億何百億とお金をかけて制作された映画でも到達できないホンモノが、たしかに宿っているのだ。
決してつまらないとは思わないけれどもホラー映画としては凡庸としか言いようがない。
過度に情緒的になることなくほんのりユーモアを漂わせての妖怪道中と妖怪交流は夏休みらしい倦怠感とノスタルジーも合わさってなかなか良し。終盤尻すぼみだが夏休み映画として悪くなかったです。
夢を見ているときのようにコロコロとジャンルや関心や展開を変えていくのが楽しい変な映画だが、終盤はなかなか重量級。
大したお話もなければ大した教訓もない、場面場面が怖かったりグロかったりするだけで観たところで大して得るものもない。こういう映画は良識ある大人からは相手にされないだろう……が、夏に観るホラー映画なんてこんぐらいでイイよな。
一見すれば脱線ばかりでなんのこっちゃよくわからん映画ですが、実は『アバウト・シュミット』のようなあるある系の中年の危機映画の系譜作。おもしろかった。