金持ち大卒仲間で空虚な哲学論議映画『トゥ・ランド』感想文

都会のお金のある大卒たちが死とはなんぞや生とはなんぞやとなかなか趣味の良いアパートの一室の中で退屈に論じているその外で、今日も貧乏人はクスリを打って暴力犯罪に手を染めホームレスは寒波で死んでいく。そんなアメリカの歪みが作り手の意図を超えて見えてくる映画であった。

リベラル社会に社会主義者が物申す映画『オールド・オーク』感想文

ケン・ローチはこの映画が自分の遺作と語っているとかなんとか。映画監督の引退宣言は撤回されるのが基本なので信じないでいいと思うが、遺作がこれならちょっとガッカリさせられる。

クッパはやはりカメのカリスマ映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』感想文

単純な楽しさにあえて留まり続けるのが『スーパーマリオ』というゲームシリーズの美点だとすれば、さすが宮本茂が製作に入っているだけあって、マリオの楽しさをしっかり映画向けに翻案した作品と言えるんじゃないだろうか。

これを撮りたいがたくさん映画『今日からぼくは村の映画館』感想文

この圧倒的な「これを撮らなければいけないんだッ!」「これを語らなければいけないんだッ!」の前では些細なことはどうでもよい。豊かで美しく生に満ち満ちた、実に感動的な映画だったとおもいます。