参加しましたとあたかも誰かに呼ばれたかのような書きっぷりだが俺がみんなに書いて下さーいって呼びかけて数が足りない分は俺が埋めてるので自作自演も甚だしいが参加は参加である。記事はこちら→【ミニミニ特集】映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ究極の8選! – MOVIE TOYBOX
2年ぐらい前に映画クレヨンしんちゃん全作レビューをここで書いてくれとコメント欄で言われ映画クレしんは好きなのでわかりましたそれじゃあ1年ぐらい待って下さいとやる気のなさすぎる返事をしたものの2年経っても全然やる気が起きないし色々作ったりなんかしてるので時間もなく完全手つかず、そういうのは俺のためによくないのでみなさんのお力を借りてせめて映画クレしんベスト10ぐらい作ろうかということで思い立った。それさえ達成できずベストというかこれは究極だという8選になったが、まぁでも2023年現在で全30本の中から10本も選んじゃったらなんか究極感出ないから8本でいいかみたいないい加減な開き直りあり。
見てもらえばわかりますが映画クレしんベスト〇〇的なリストを作る場合にほぼ鉄板で入る作が今回の8本の中には入ってない。俺の場合は究極というからにはたとえ全体的な完成度が低かったとしても何か突出した要素がある作品を選びたいと思ったので、そう考えた時に件の映画クレしん鉄板作は入らなかった。あれはとても丁寧に作られた映画だけれども、なんというかウェルメイドな秀作という感じで、他の誰かが頑張ってやろうとすれば似たものが作れなくもない気がして、あんまり究極感は感じられない。映画クレしんに一家言あると思われるMOVIE TOYBOXのみなさんに選んでもらって入らなかったので、究極のしんちゃん映画というとやはり違うかなとみなさんも思うところがあったのかもしれない。
ちなみにこれは究極の8本だから選から漏れたという話なので、完成度ランキングとかなら『戦国大合戦』はやはり上位に置くあタイトル言っちゃったでもだいたいの人は察してるだろうから別にいいか。『戦国大合戦』は上位に来るけど『オトナ帝国』はちょっと歪な映画なのであくまでも完成度ランキングなら意外と俺の中では順位低くなる気がする。『ヘンダーランド』は上位。あと『暗黒タマタマ』とか? 最近のクレしんはウェルメイドな秀作が多いので『天カス学園』とか『ユメミーワールド』とか『カンフーボーイズ』も入るんじゃないかと思ってる。思ってるじゃねぇよそれお前の裁量だろ。
そういうランキングも良いんですけど、でもなんかそれ個性が出なくてつまんないよなって気もするよな。映画クレしんって俺の世代感覚で言えば個性の映画だったんです。各々の監督が自分の趣味とかやりたいことを比較的自由に出せる落書き帳みたいな映画。だから最近の映画クレしんはソツなく良く出来ている反面、作り手の個性がスクリーンから見えづらくて寂しい感じある。しんちゃんがゾウさんを出さなくなったとかみさえのグリグリがなくなったとかそういうことじゃないんだよね。今のしんちゃん映画と昔のしんちゃん映画の違いって本質的にはそこなんだと思いますよ俺は。そして、作り手の個性を薄めてウェルメイドなアニメを目指した結果、興行収入は上がってる。現実はかなしい…。
そういう意味では今度公開される番外編のフル3DCGしんちゃんは意外と期待してるっていうか、正直あんま面白くなさそうなんですけど、でも監督・脚本が畑違いの大根仁だから面白くなくても個性は出るかもしれない。俺はやっぱり映画クレしんは個性的な映画であって欲しいからそこは楽しみなんですよ。つまんないと思うけど楽しみっていう…そんな感じなんですよなんか。
というわけで再掲ですが記事はこちら→【ミニミニ特集】映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ究極の8選! – MOVIE TOYBOXですのでお暇ならぜひとも読んでみてくださーいねっ。