すばらしき公私混同恋愛映画『それから』の感想
映画の中のキム・ミニは世界でいちばんうつくしいお嬢様に見えたので、それは虚像なのであるが、ミューズというのはこういう人を言うのだ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
映画の中のキム・ミニは世界でいちばんうつくしいお嬢様に見えたので、それは虚像なのであるが、ミューズというのはこういう人を言うのだ。
観てる間はつらかったわけじゃないのに感想を書き始めたら一気につらくなってきた。
映画の公開が不慮の事故によって大幅に遅れたのでそれに合わせてなんと前巻から約2年半も間が空いた完結編。マイナス期待値だったが意外とおもしろかった。ネタバレたぶんなし。
ヤクザVシネみたいな邦題ですが中身もヤクザVシネみたいなので正直な邦題ワーク。かっこいいよキム・ヘス。
ファッション綺譚をファッション文盲が観るとこう見えるという朦朧感想。朦朧としながらネタバレした気もするがよくわからない。
映画は面白かったんですけど俺のデッドプールはたぶんここで終わったから感想もなんか終わってます。
寂しいんだよ!俺は寂しいんだよ!俺の夜はひとりぼっちなんだよ!…と言っているかどうかは知らないが、そんな是枝裕和の叫びが聞こえてくるかのような孤独巨編。
こころの壊れたホアキン・フェニックスが光を求めてさまよう。感想もさまよう。
人間の下らなさを嗤う黒ジョークだらけの人でなしサスペンス。おもしろいおもしろい。
『ラッカは静かに虐殺されている』とセットで見たいIS系シリア内戦ものドキュメンタリー、復興編。