室井、人生の現場に立つ映画『室井慎次 生き続ける者』感想文
そんなに面白くないが来たるべき新シリーズの序章であり、同時に室井慎次のシリーズ離脱を告げる生前葬のような映画と思えば、まぁ別にこんなもんじゃないの感もある。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
そんなに面白くないが来たるべき新シリーズの序章であり、同時に室井慎次のシリーズ離脱を告げる生前葬のような映画と思えば、まぁ別にこんなもんじゃないの感もある。
驚くほど何も起きない音楽映画だが、それでいてユーモラスで肩肘張らない爽やかな音楽賛歌。おもしろかったです。
ぶっちゃけ実験性が強すぎてあんまり面白くはなかったが、とはいえここまで愚直に少しの迷いもなく「こういう画を撮りたい」を全編に渡ってやられてしまうと、それはもうグッと来てしまう。
特殊設定の終末SFかと思ったらなんかさいきんやたら日本い入ってくるフランスのジャンル映画風寓話映画であった。あんま面白くない。
せ、切ない!孤独人間の家に友達ロボットがやってきたという『ドラえもん』か『キテレツ大百科』みたいな設定の映画だがすごい切ないぞ!でもハッピー!
とにかくこの映画は多彩な実験的手法が大きな見所、一般的なキラキラ映画とは少し違った意味でなかなか楽しめた。
シリーズ最終作なのにあんま濃いストーリーも大きな盛り上がりもないが、俺としてはこんな軽い娯楽映画は大歓迎なので思ったより楽しめてよかった。
個人的にはもっともーっとクモを撮れやと思いましたがまぁ肩肘張らずに観られるホラー映画ではあるんじゃないだろうか。
単なる『悪魔のいけにえ』ファンの著名人のインタビュー集なのでドキュメンタリー映画としてはどうなんだと思うがなんだかんだ面白くはあった。
懐かしの『パニック・イン・スタジアム』や『セルラー』などの記憶がちょいちょい蘇る、シャマラン円熟の技巧が光る匠のウェルメイド・サスペンス!