酔える人向け映画『ポトフ 美食家と料理人』感想文
食に対して欲とか拘りがほとんどない、とにかく安くて腹いっぱいになって栄養があればそれが正義という俺のような雑食家にとっては本当にどうでもいいお話だったが、料理風景は楽しい。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
食に対して欲とか拘りがほとんどない、とにかく安くて腹いっぱいになって栄養があればそれが正義という俺のような雑食家にとっては本当にどうでもいいお話だったが、料理風景は楽しい。
迫力はあっても緊張感がない映画。ヒロイックな反逆者以外の人間なんぞ死のうが生きようがどうでもいいわという独善とニヒリズムから生じるその空虚さは、とはいえそれはそれで奇妙な魅力を放ってもいるのだが。
こんなどうでもいい話があるかよ。まぁ現にあるわけだが…とにかくどうでもいい金持ち白人の人生相談映画でした!
笑えて楽しくて観た後はすっきりする映画だが、これは単にそれだけの映画じゃないだろうか。スタンダップ・コメディみたいな。
これがフランスの新興アニメスタジオの映画ですよと言われたらまぁこんなもんだろうなわりあいよくできてるんじゃないのぐらいな感じにはなるけれども、ピクサーが作ってるんだもんなー。もうちょっと練ってほしかった。
金がかかってるわりには下らないトム・クルーズのアイドル映画ですけど、つまらないところは寝ればいいし寝て困るシーンはとくにないので、時間つぶしとかストレス解消に見るには良い映画だと思います。
シリーズたぶん最終作は『インディ・ジョーンズ』っていうかちょっと『ルパン三世』味の入った映画ドラえもんな感じだった。たのしかったです。
こういう豪快な作劇は最近のハリウッド映画ではとんと観なくなったからな。まだハリウッド映画終わってないなぐらい思ったよ。これはおもしろい映画。
オマケアニメのトンデモ感も含めて楽しめたのは事実だし、なんだかんだ嫌いというわけではない『クリード』シリーズなのだが、まぁ、今後もシリーズを続けるつもりならちょっと考え直してほしくはあるよ。
MCUというのは最新版の聖書の活人画なんでしょうな。まぁ、MCUみたいな安全なコンテンツで現代人の宗教欲を満たすことができるのなら、外野がそれを悪く言うことはできないだろう。