末期映画『スカイライン ー奪還ー』の感想
ギャグ路線から格闘路線に転向したジャンプ漫画のパワーインフレで収拾がつかなくなった連載末期を見ているみたいでどうかしていたがジャイアント最高。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ギャグ路線から格闘路線に転向したジャンプ漫画のパワーインフレで収拾がつかなくなった連載末期を見ているみたいでどうかしていたがジャイアント最高。
曲はもちろん良いし、ぶさいくで弱点ばかりのキャラ造形もいいし、ストーリーも台詞もドタバタも悪人のいない世界観も…いや本当これ全部いいんですよ全部。
前半は前作『UFO学園の秘密』の延長線上のファンタジーアニメで面白いが後半はRYUHOの講演でしかないという(いつもの)劇的なアンバランス。
人情ドラマと成敗アクションが一切混ざることなく同居する、一粒で二度おいしいテレビ時代劇とか刑事ドラマの二時間スペシャル版みたいな映画。
なんとなくイタリアン・ホラーのポンコツカルト『呪われた修道院』を連想させられるマンガ的ゴッタ煮ホラー。こわくてたのしい(なおシリーズ未見)
『ダイハード』と思たら実写版『SASUKE』。ビルが燃える。ドウェイン・ジョンソンも燃える。俺もそこそこ燃える。
プレデターが繋ぐボンクラたちの絆。これ書いてて楽しかっただろうな脚本のフレッド・デッカーとシェーン・ブラック。
倒せ宿敵ナインボール=セラフ! アリーナの頂点を目指して新人レイヴン・メイの闘いが今はじまる!(みたいなロボ映画)
次があったら悪の博士がメカメガロドン作って対するステイサムも片腕をサイボーグとかにして戦ってほしいとおもった海洋怪獣特撮映画。
アクション監督サモ・ハン×客演トニー・ジャー!壮絶にわくわくな顔合わせですがストーリーは前作踏襲なのでドヘビィです。