ギャンブルこわい映画『凪待ち』感想文

白石和彌監督の映画は『孤狼の血』と『麻雀放浪記2020』を観てうわもうこれダメだわ俺この人の映画完全に合わねぇわって思っていたところなのでなんだおもしろいじゃん、っていうか『孤狼の血』より全然ヤクザ映画だし『麻雀放浪記2020』より断然ギャンブル映画じゃん!

働くおっさん西部劇場『ゴールデン・リバー』感想文

監督ジャック・オーディアールの前作『ディーパンの闘い』が超硬派な難民ドラマだったから落差がものすごい。これじゃあまるで『働くおっさん劇場』じゃないですか。ジョン・C・ライリーが野見さんじゃないですか。超しあわせな映画だな。

気持ちいい映画『新聞記者』感想文(ネタなし注意)

観ながら色々考えてたんですが、つまるところこれは観る者を気持ちよくさせるための映画で、ショックを与えたり考えさせたりするようなものじゃないんだと思った。どうでしょう。どうなんでしょう…。

闇鍋爆発映画『神と共に 第二章:因と縁』感想文

支離滅裂の一歩手前でなんとかマクロな話とミクロな話を曼荼羅的に接続して上手いオチ感を出すのはさすがに韓国映画だなぁと思ったがそれ以上に面白いものはなんでもぶっ込め的な節操の無さに韓国映画だなぁぁぁぁ!!!! であった。

く…く…狂ってる!本当はマジで怖ぇ『プリデスティネーション』!(2/2)

『プリデスティネーション』を観たら妄想と妄言が込み上げてきたので、自然の摂理に逆らわずにゲロします。感想文じゃなくてゲロです。ゲロゲーロ。

【ネッフリ】カルトオカルト映画『サバハ』を観た!

今一番映画館で観たいネッフリ独占配信映画。いやこれは良いものを観た。知的興奮に満ち満ちていて超面白いと思う。タイトルからは少しも面白さが伝わってこないが!

田舎の闇が深い映画『誰もがそれを知っている』感想文(ネタバレなし!)

登場人物の行動がことごとく裏目に出る意地悪展開はこっちも意地が悪いから次はどんな悪い方向に転がるのだろうと目をキラキラさせながら見てしまったし、ヒントかもしれないちょっとした事柄の出し方が巧いので久しぶりに本気で事件の真相を考えてしまった。おもしろい巧みな映画。

ドリアン映画『オーファンズ・ブルース』感想文

観終わった後に反芻すればタバコ演出の糞ダサささえエモーショナル。無国籍感という一種の映画的逃げは、それぐらいしかできない傷ついた登場人物たちの逃避願望としてどうしようもない哀感を帯びる。おもしろかった。

すごい映画を観た感想『パラレルワールド・ラブストーリー』(ネタバレ全開超注意)

すげぇわ。すげぇっす。観た直後は壮絶な糞だと思ってましたが振り返ってみたら超おもしろかったです。カルトだ。カルト映画だ。これ三池の方の崇史が監督してたらタランティーノ絶賛な怪傑作になってたな。