芝居合戦映画『天才作家の妻 -40年目の真実-』感想(微ネタバレあり)
俳優にしたらこれ映画の理想の形なんじゃないかみたいな芝居合戦映画、お芝居を見る映画。おもしろかった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
俳優にしたらこれ映画の理想の形なんじゃないかみたいな芝居合戦映画、お芝居を見る映画。おもしろかった。
信じられないほど幼稚な大人たちがバカみたいにぎゃあぎゃあと騒ぐテレビ時代劇テイストのチャイルディッシュ企業ドラマ。これがクールジャパンだ!
ドルビーアトモスとか爆音極音とか音設備の整った環境で息を殺して観たくなる『ドント・ブリーズ』『クワイエット・プレイス』に続く声を出したら死ぬ系ホラー。ちょうこわい。
小気味よいキャラクター捌きと無駄のないシャープな謎解きはなんだか『金田一少年の事件簿』(堤幸彦版)のよう。こういう堤幸彦映画久しぶりなんじゃないすかねぇ。おもしろかった。
煮え切らないシナリオといかにも鈍重なカメラに反してノオミ・ラパスのアクションのキレは健在。ティアドロップのサングラスで決めたノミラパ、カッコいいぞ!
年初から監督ピーター・バーグ×主演マーク・ウォールバーグのダブルバーグ最新作! いいですね! これはめでたい! スピルバーグもまだまだ現役ですけどこれからの時代はダブルバーグですよ!
ふざけて書いているだけなので「真犯人書いてなかった!」とかいって怒らないように。ネタバレは普通にある。
サスペンス的な面白みはあんまりないので、微妙にコメディとアクションとSF要素の入ったヒューマンドラマといった方がジャンル的には近いかもしれない。ネタバレ途中から。
チャイナタウンのいかがわしい店の店子か用心棒の横顔が完全に勝新太郎。シャマラン系のインディーズ・ミステリーです。
倦怠と突発的な死の共存する行先不明の醒めたサスペンスに乗せられて一睡も出来ずに最後まで観てしまった前衛映画。