言うほど変な映画じゃない映画『哀れなるものたち』感想文
なんだかとんでもない映画と評判だが…これはいつものランティモス映画からいくぶん毒や個性を薄めたような、むしろ普通寄りの映画じゃないだろうか?
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
なんだかとんでもない映画と評判だが…これはいつものランティモス映画からいくぶん毒や個性を薄めたような、むしろ普通寄りの映画じゃないだろうか?
面白いか面白くないかでいったらそんなに面白くなく記憶にも残らないが、こんな映画もたまにはいい。
映画のマジックがいろいろ見られる楽しく美しくやがて哀しい珠玉の的な映画なので、詳しい内容なんか知らないで観に行ってもらいたい。
きっとこれこそが西部劇であり、これこそがアメリカ映画なのだ。ほとんど寝ているためストーリーすらよくわかっていないが、たぶんそうに違いない。
うーむこれはなかなか、アツいアクション映画というだけでなく芯の太い体制批判精神の滲む、実にマジな感じの映画でしたね~。
しょうがないなジジィ、じゃあ俺ももうちょっとだけ頑張るよ。そんな風に観客の背中を少しだけ押すためのジジィからのプレゼントだと思えば、エモい映画では全然ないのだが、まぁなんだかグッときてしまいますわな。
シリーズたぶん最終作は『インディ・ジョーンズ』っていうかちょっと『ルパン三世』味の入った映画ドラえもんな感じだった。たのしかったです。
のろのろロバさんはボストンダイナミクスの夢を見る。機械が人間を駆逐した未来の世界なら、EOさんもむしゃむしゃにんじんが食べ放題で楽しいに違いない。
人生に疲れた大人の止まり木としてたいへんに渋い逸品。リアルで急に登山にハマったりしても遭難して死ぬだけなので山に惹かれたらまずこれを観ろ!
かなり寝たのでゴールデンウィークにもう一回観てきて感想追記しようとおもいます。今日のところはとりあえず45分寝たバージョンの感想を書く。