バットノワール映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』感想文
ポール・ダノのリドラーは佐野史郎で最高だしバットマンが真のバットマンになる物語としてもかなり満足感ある。だいたい今時のアメコミ映画にしては珍しくポストクレジット映像がない肝の据わった映画をそう悪く言えまいて!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ポール・ダノのリドラーは佐野史郎で最高だしバットマンが真のバットマンになる物語としてもかなり満足感ある。だいたい今時のアメコミ映画にしては珍しくポストクレジット映像がない肝の据わった映画をそう悪く言えまいて!
面白いかどうかは知らんが内容的に観ておくべきドキュメンタリー映画かなという感じで観ているので俺にとってこれは鑑賞というよりお勉強。
楽しかったかもしれないし時には苦しかったかもしれない未体験ゾーン2022もこれにて閉幕ということでトリ二本の感想。
笑いナシ! 馴れ合い(ほぼ)なし! 人間ドラマは必要最低限! あるのはただひたすらアクションとサスペンス!これだよこれ、こういうスパイ映画を待ってたんだ俺は!
大した映画だとは別に思いませんが飽きるところのない楽しい映画だったと思います。リドスコ流の挑戦者ものがたりとして見ればなおたのし。
言うならば町中華のA定食650円の映画。ディナーには多少物足りないがランチにはちょうどいいだろう。俺はディナーも650円だけどね!
意識してそうなったわけじゃないんですけど最初に20本ぐらい選んでそっから削って10本にしたら結構ワールドワイドな感じになった。新コロで閉塞した時代だからこそ映画でぐらい色んな世界を見たいよね的な感じで。
香港映画の一時代の終焉を告げると共にこれが遺作となったベニー・チャンが次世代の香港映画人、反体制香港人に捧げるエールのような映画だ。これは泣く(泣かなかったけど)
『ジョン・ウィック』みたいなアクションと火薬量と死者数に大興奮のコリアン・ノワールだが、故郷を失った人たちのちょっと切ない居場所探しのお話でもあった。
個々のバトルはかなり面白いんですけど場面場面の面白さと無駄に風呂敷を広げたストーリーが完全に後者のせいでうまく結びつかないので微妙な感じになってた気がした。