まったく意味がわからない映画『ミュージック』(2023) 感想文
全然意味がわからない映画だったので意味がわからないだけの気分になりたいときにはちょうどいいかもしれない。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
全然意味がわからない映画だったので意味がわからないだけの気分になりたいときにはちょうどいいかもしれない。
こんなに作り手の美意識のないシケた映像をディズニープリンセスものの新作としてお出ししていいんでしょうか…まぁ売れてはいるようだからいいのでしょうが…。
驚くほど何も起きない音楽映画だが、それでいてユーモラスで肩肘張らない爽やかな音楽賛歌。おもしろかったです。
せ、切ない!孤独人間の家に友達ロボットがやってきたという『ドラえもん』か『キテレツ大百科』みたいな設定の映画だがすごい切ないぞ!でもハッピー!
懐かしの『パニック・イン・スタジアム』や『セルラー』などの記憶がちょいちょい蘇る、シャマラン円熟の技巧が光る匠のウェルメイド・サスペンス!
前作をとりあえず忘れて単独の映画として観れば映像的な見所いっぱい。むしろ前作を観ない方が楽しめる映画かもしれない。
おもしろかった。このグロテスク趣味とカーニバル的空間!ロシア映画の伝統ですな~。
ずっとスヤスヤ寝ていたのでフィヨルドがきれいだったというのとよく眠れてよかったしか言えない。睡眠映画オリンピックの優勝候補だ。
もしも『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の主人公がアイドルに憧れたら? みたいな映画で面白かったです。
なかなか無茶なお話ではあるが音楽周りのディテールにはたしかな拘りを感じさせてDTM&バンド映画としては結構リアル。