映画感想文『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』

単に前から眺めるだけだとアジテーショナルな部分が気にかかるがニューエイジとかオカルティズムの方向から眺めると色々見えてくるものがあって興味深いって感じの映画だと思います。

ソ連あのころ映画『親愛なる同志たちへ』感想文

ストーリーはそれほど凝ったものではないし映像も凡庸、演出も大して気合いの入ったものには見えないが、ソ連を生きた大御所監督の作だけあって「あの頃」の迫真性があったと思う。

【ネッフリ】『ドント・ルック・アップ』超主観感想文

アメリカの分断を陰鬱な笑いで吹き飛ば…そうにも吹き飛ばないという中途半端な、でも中途半端であるからこそその問題がリアルに迫ってくる、そんな痛い諷刺映画。まぁ俺の主観ではね!

人生の映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』感想文(ネタバレ完全なし)

一歩進んでは横道に逸れまた一歩進んでは一歩引き戻され…というようなことをうんざりするほど繰り返す公害訴訟の大変さがたった2時間で体験できる必見のお勉強映画。

シーシュポスの水映画『水俣曼荼羅』感想文

水俣病の映画というよりは原一男が現地に20年間通い続けて見てきた水俣(周辺)と水俣病の人たちの映画という感じ。不思議と元気の出る映画です(とか言うと変ですが)