わりあい淡泊映画『アンチャーテッド』感想文
半分くらい寝てるからなんのこれから観ようと思ってる人には何の参考にもならない感想です。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
半分くらい寝てるからなんのこれから観ようと思ってる人には何の参考にもならない感想です。
箱庭世界を完璧に作れば作るほどウェス・アンダーソンの映画はつまらなくなるので誰かツッコんでやってくださいよ、それつまんないですよって。
大した映画だとは別に思いませんが飽きるところのない楽しい映画だったと思います。リドスコ流の挑戦者ものがたりとして見ればなおたのし。
映画版スパイダーマンに思い入れのある人は楽しいかもしれないですけど俺にとってはげんなりさせられる二時間半だった。
個々のバトルはかなり面白いんですけど場面場面の面白さと無駄に風呂敷を広げたストーリーが完全に後者のせいでうまく結びつかないので微妙な感じになってた気がした。
これはむしろ映画というよりも忍者! 忍者なのだ!!!
ウェルメイドに作られているので観ている間は面白いけどその後で自分が観たものについて思考を回すような映画じゃないんじゃないですかねこれは。
一年半も待って観るほどのものじゃないっていう下らなさも含めて007観たなーって感じでよかった。
面白かったですけどこれが絶賛ムードというのは俺にはなんだかよくわからん。
なにがエンパワメントだっつーの。こんなのプロパガンダだっつーの。俺だったらこんな映画は子供に見せたくないっすね。これだったら『悪魔のいけにえ』でも観せた方がよっぽど情操教育にええ。大人が観ればとっても面白いとは思うが!