鬱ブラックホール映画『草の響き』感想文
鬱闘病の映画だがこの鬱描写がめちゃくちゃあるわーっていうか、こういうタイプの人が鬱になるとどんどんこじらせてくよなーっていうリアリティがすごい。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
鬱闘病の映画だがこの鬱描写がめちゃくちゃあるわーっていうか、こういうタイプの人が鬱になるとどんどんこじらせてくよなーっていうリアリティがすごい。
社会のカビの発生過程をスクリーンのビーカーに入れて見せてくれる教育的科学実験として、これはたいへんよい映画だなと思った。
面白くてしかもお勉強もできるみたいな嘘は言わないのでこういうのはお勉強のために観るべきだと思う(あんま面白くはないので)
見方によってはリラックス映画なので人生に迷ったり疲れたりしている人は観れば何かが得られ…るとまではまぁ断言できませんが!あと映画の感想っていうかほぼ映画と関係ない想い出語りです。
14歳少女のひと夏の体験がどうのみたいなあらすじを読めばとてもそうは思えないがかなりこえー映画でした。すばらしい。
寝てはいるが全部観たので感想書く。『ミークス・カットオフ』『オールド・ジョイ』『リバー・オブ・グラス』『ウェンディ&ルーシー』の四本です。
西部劇の本質にぐっと迫った結果なんかノワールで不穏である種のおとぎ話みたいになった原液系西部劇の秀作。なっち字幕も冴えてるぞ!
なんか怖かったよ。これは良くないわー精神衛生上よくないわー精神状態によってはー。コズミックホラー感すらあったわー。
明るい『蛇の道』みたいなフェミ系ノワール。ネットのレビューとかを見るとオチの意味がかなり誤解されているっぽいので俺はこう見た的なありがたい解説付き。
よくわかんなかったから二回目観たらなんか怖いっていうかウィレム・デフォーにちょっと泣けたよ。こういう人おるなーって。むかしバイト先の先輩と喧嘩になって「俺は会社辞めてここでバイトやってんだぞ!」ってマウント目的で言われたことを思い出しました。