素材のまま映画『バイオレンス・アクション』感想文
素材はあるけど調理されてないので全部生で食ってるような気になる映画。調理せぇよ。福田雄一だって役者は調理するんだから!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
素材はあるけど調理されてないので全部生で食ってるような気になる映画。調理せぇよ。福田雄一だって役者は調理するんだから!
アクション好きならこれは必見。これを見ずに現代アクションを語れないんじゃないかというぐらいのとんでもない映画だった。
楽しめるハリウッド大作ですけど『ジュラシック』シリーズの最終作がこれでいいのかよっていうのはめっちゃ思う。
スペクタクルあり、ドリームあり、人間に対するリスペクトと信頼あり。エメリッヒらしいユーモアも随所に散りばめられて超面白いオリジナルのSF映画として断固支持したい。
良くも悪くも最近の韓国映画界は成熟してしまって、どれを観ても欧米の大作映画に負けないくらい面白くはあるけど、それがかつての韓国映画の魅力であったところのエネルギーとかパッションは失われてしまった。そんなことを考える映画だった。
良く出来た映画とは言いがたいところはあるんですけど面白いは面白い映画で、だいたいこういうアクションバカの映画は仮につまらなくても悪くは言えない。
小さくしかし妥協無くまとまった、午後ローで観たら超傑作という映画だったなこれは。
相変わらずギャグも音楽もセンス良し、なんだか盛り上がりに乏しい気もするが今回はチルアウト編ということでリラックスしてまったりと楽しみましょう。
ギャグは笑えないしアクションは退屈だしスリルもなければ展開に大した捻りもない…とまで言えば言いすぎにはなるだろうが、劇場公開されるピクサー映画でこのレベルだったらそれぐらい言いたくなるって!
そこそこ面白いヒューマンドラマ&コメディ要素濃いめなアドベンチャー映画っぽいですが大部分寝てたのでよくわかりません。