燃えよ忍者映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』感想文
これはむしろ映画というよりも忍者! 忍者なのだ!!!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
これはむしろ映画というよりも忍者! 忍者なのだ!!!
現実逃避と懐古をよいものとして描くなかなか斬新で挑戦的なディストピアSF。売れないと思うので全力で支持したい。
面白かったですけどこれが絶賛ムードというのは俺にはなんだかよくわからん。
くっそー、前作はキラキラ映画の新機軸で面白かったのになー! でも天才である俺以外の愚昧な日本の大衆どもは映画に新機軸なんか求めないからなー! そんな感想。
なにがエンパワメントだっつーの。こんなのプロパガンダだっつーの。俺だったらこんな映画は子供に見せたくないっすね。これだったら『悪魔のいけにえ』でも観せた方がよっぽど情操教育にええ。大人が観ればとっても面白いとは思うが!
いや別に面白いんだけどあぁこういうやつねってなるいつものオトコノコいらっしゃい映画だったので俺には壊滅的に合わなかった。
PC画面のみで展開するスクリーン・ライフ映画のスタイルをスマホを使ったライブ配信に適用してPOV映画とドッキング、更にはファウンド・フッテージ映画のスタイルも隠し味的にミックスした「孤独な殺人タクシードライバー」ものの一本。おもしろかった。
観ている間はどうしようもなく陳腐なバカ映画だと思っていたが後から反芻しているうちにあえて世の中の陳腐さを照射した映画だったのではないかとか思えてきて急におもしろい映画になった。
これあくまで俺の憶測なんですけど結論から言うと『ホムンクルス』事故った映画だと思います。事故映像が大好きな悪趣味諸君は必見!いやそういう事故じゃないんだが。
ディズニーの近視眼的銭ゲバ的業界エコシステム破壊的自己中心的テメェ興行をナメてんのかよ的経営判断により泥をかぶった『ラーヤと龍の王国』ではあったが内容的には安定のディズニー映画で普通に面白かった。