はるか先生指導して下さい映画『はい、泳げません』感想文
ふた昔前ぐらいの映画だったら面白い映画だったなで済んでいたような気がするのでまぁ、そういうつもりで見れば楽しめるんじゃないすか?
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ふた昔前ぐらいの映画だったら面白い映画だったなで済んでいたような気がするのでまぁ、そういうつもりで見れば楽しめるんじゃないすか?
いくらなんでも古いだろというところは小道具のチョイスにせよ男女観にせよ中高年映画なので目白押しだが、箱庭世界的港町で観察するクセ者俳優たちの日常は楽しい。
ラディフェミ界のヒーローを居場所を求める一人の平凡な人間として捉え直した意欲作って感じでおもしろかったです。
なんかよくわかんなかったけど俳優陣がそこそこ豪華だしまぁまぁ面白かったです。
バンダイナムコアーツ配給に驚く良質な社会派青春映画。『東京クルド』のフィクション映画版みたいな感じ。
オーディアールらしい無駄を排した語り口と即物的な描写で面白くは観られますけどそんな大した映画とは思えなかった。
映画として面白いとか面白くない以前に思想が俺にはかなり無理だった。
監督の盗作エピソードも含めて野次馬的にはたいへん面白い映画ではございますがただじゃあ映画単体としてどうかっていうと俺はそんなでもないと思った。
ウクライナ映画なんかそもそも本数が入ってこないので観た記憶が全然ないが映画がそんなに作られていないというわけではなくむしろかなりレベルが高いことがこの二本でよくわかったので、今後もウクライナ映画の輸入、よろしくお願いします。
俺にとってはグッとくる場面多数だが人によっては変なキモイ人がキモめのことをダラダラとやってるだけの映画と映るかもしれない。切ない殺人鬼映画です。