人生いろいろヤクザいろいろ映画『無頼』感想文

ポスターなどからはなにやらスケールのでけぇバイオレントなヤクザ群像劇を想像するが意外にも叙情的な東映実録風味のヤクザ一代記。よかったです。

我が家にサノスがやってきた映画『ハッピー・オールド・イヤー』感想文

どこか遠くへ行っていた人がしばらくぶりに家族の下に帰ってきたらなんかおかしくなっていた譚のミニマリスト版。苦々しいコメディでよかったです。

みんな大変なんです映画『ニューヨーク、親切なロシア料理店』睡眠感想文

親切なロシア料理店と言われても死ぬほど寝ているのでどう親切かよくわからないのだがまあなんかたぶん人生って大変だよね的な映画だと思います。

オトコノコ映画『佐々木、イン、マイ、マイン』感想文

この内山拓也という監督の前作が『ヴァニタス』というタイトルを持つのは偶然なのかそれとも狙ったところなのかは不明だが言い得て妙だなと思う。『佐々木、イン、マイ、マイン』もまたオトコノコ世界のヴァニタスであった。

庶民派風刺喜劇映画『ミセス・ノイズィ』感想文

面白かったんですけどなんか切なかったんですよ、こういう昔は当たり前にあったような瑕疵のある人間たちの出てくる風刺喜劇が今は新鮮に映る時代なんだなぁっていう。

色々あったんだよ映画『ホモ・サピエンスの涙』感想文

キャプションのタイトルを考えながら絵の美しさを愛でるだけのアレゴリー活人画展覧会と見えて、その背景を考えるとちょっと感慨深いものがあった。

キラキラ難病映画『10万分の1』感想文

基本的にはティーン向けキラキラ難病映画ではあるがセックスとメシぐらいにしか興味のないガキカップルどもにはちょっともったいないくらいのちゃんとした映画だった。意外にも。