【映画祭】自主映画まつり『第四世界 BACK 2 REVENGE』感想文
自主映画祭「第四世界」に今回も行ってきたので感想書く!短編映画12本分も!!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
自主映画祭「第四世界」に今回も行ってきたので感想書く!短編映画12本分も!!
基本的に映画はそれ単体で観るものでたとえ続編だろうが原作ものだろうがとにかくそれ1本で面白くなくては映画としてダメなんじゃないですか派の俺だがこの映画に関しては例外的に副読映画があった方がいいと思う。
ホラー風味のヒューマンドラマとして観ればウェルメイドな出来で楽しめなくもないがホラー映画としてはまぁいつものブラムハウス映画ですねみたいな感じ。
人情噺としてサクッとまとめていればよくできた小品になっていたような気がするのだが、後半の殺陣あり復讐劇がだいぶショボく見えてしまったのでなんかもったいない感じだった。
メジャーな堤幸彦映画も『天空の蜂』などは傑作だし別に悪くはないが、やはり堤幸彦の本質的な面白さはこういう実験映画にこそ表れる。変で面白かったです。
なかなか無茶なお話ではあるが音楽周りのディテールにはたしかな拘りを感じさせてDTM&バンド映画としては結構リアル。
これは力作、それもかなりの力作であることは間違いないし、あえて今観るべき映画を1本選ぶとしたら、俺はテレビとかネットとかでたくさん観られるウクライナ戦争やガザ虐殺の映画よりも、この映画を推す。
つまんないけど面白かった、面白かったがつまんなかった、総じて別に大した映画じゃないと思ったが、ヨーロッパの映画賞では評価されるだろうなという感じの映画だった。
主人公の爆裂9歳がクソかわいい痛快くそったれキッズムービー!こんなもんは笑いながら観ればいいのであって、シンと静まりかえった葬式みたいな映画館で観ていて俺はなんだか気味が悪かったですよ!
監督自らが身を以て示したという意味でなんとも貴重な、アニメイトとかとらのあなが主たる餌場なHENTAIオタクの諸兄諸姉必見のオタク教訓映画。おもしろかったです。