映画二本立て感想『サンセット』『天国でまた会おう』
1913年のブダペストと1918年のパリが塹壕でワームホール接続される映画2本の感想。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
1913年のブダペストと1918年のパリが塹壕でワームホール接続される映画2本の感想。
シナリオ的にはいわゆる難病映画と呼ばれる類のシロモノだったが難病映画のレッテルからは遠く離れて、『orange』なんかに近い文学的な女子高生映画になっていたように思う。
まだ観てない人は騙されたと思ってというか売り方を確信犯的に誤っている配給会社の宣伝に騙されて観に行って衝撃を受けてほしいとおもう。なんかすごい。
全然関係ねぇじゃねぇかと思わせておいて一点だけ共通するところのある映画2本なんですが俺からはなにも言わないので各自勝手に考えてみてください。
様々な点でなにか対照を成しながらぐちゃぐちゃ混ざり合った『ビール・ストリートの恋人たち』と『グリーンブック』のぐちゃぐちゃ感想です。ぐちゃあ。
このシナリオだったら一人舞台とかラジオドラマでいいじゃんみたいな気も途中ちょっとしたが最後まで観たら全然そんなことはなかった。これ面白いです。
一般的な意味での法廷ドラマとはだいぶ違うがこれも一つの法廷ドラマ。おもしろかった。
こんなもん誰が観るかよと予告編が映画館に流れ始めた半年ぐらい前からずっと思ってましたが結果的に観てしまいましたし結果的におもしろかったです。びっくり。
静かに攻撃的なショットがのんびりムードの中にいくつもあって、安易な泣かせなんかには一切走らない非常に乾いた家族ドラマでもあって、こんな映画とは全然思わなかったので驚いた。面白かった。
『ラ・ラ・ランド』とは裏表の関係にあるような『鉄男』+『惑星ソラリス』という見方。