映画感想『パッドマン 5億人の女性を救った男』
ゆかいに笑える啓発&実録映画っぽいがなにかゴニョっとしたものが残るのだった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ゆかいに笑える啓発&実録映画っぽいがなにかゴニョっとしたものが残るのだった。
『メアリーの総て』をこないだ観たので読んでみた。訳は色々出ておりますが怪奇な表紙がイカす新潮文庫版・芹澤恵さんの訳をチョイス。色々とおもしろかったです。
自分で書いた過去感想を眺めながら面白かったやつをリストアップしていったら30本超えてしまった。そこから無理くり10本に絞り込んだのだからいびつ。よって極私的。
名優ひしめく韓国映画のだらしない中年男性枠についにイ・ビョンホンも!これは至福。障害者映画、MeToo映画としてもたいへんよろしかったとおもいます。
『愛しき実話』のサブタイがいかにも観る気を削ぐが、意外や苛烈な介助のリアルを容赦なく描き出す社会派映画。
ガガがスタァになる映画なのにすげぇ男目線でいかにもガガの歌とか興味なさげだなぁって感じなのですが、でもまぁそこが独特で面白かったりしました。
興味はあるけどまだ映画を見ていない人がもしこのページを開こうとしているのならそのままスルーして、公式サイトなんかもチェックせずに観に行った方がたぶん映画を楽しめる系映画。
映画館で見せろ見せろと映画ファンがうるさい映画ですが、これは確かに映画館で観たくなる。この高精細美麗映像とシンフォニックな音響は。
イイ話だしマックスは可愛いしグリンチには共感しかないし動物も沢山出るし奇天烈ガジェットの数々は愉快だし選曲も良いし結局は面白かったのであんま悪く言えるようなところもないが…。
作りは飛び道具なしの王道コスチューム・プレイなのに漂う濃厚なUKロック臭。エル・ファニングが詩を読むところなんて伴奏がないだけであれはロック。