思ったよりも真面目映画『君は月夜に光り輝く』感想文
シナリオ的にはいわゆる難病映画と呼ばれる類のシロモノだったが難病映画のレッテルからは遠く離れて、『orange』なんかに近い文学的な女子高生映画になっていたように思う。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
シナリオ的にはいわゆる難病映画と呼ばれる類のシロモノだったが難病映画のレッテルからは遠く離れて、『orange』なんかに近い文学的な女子高生映画になっていたように思う。
これは久々にシナリオの面白さで見せるメジャー恋愛映画だなぁと唸ってしまったが、しかし! しかし…。
『UFO学園の秘密』以降の幸福映画は余すことなく劇場公開時にダイブしているのでもう慣れたつもりだったがこれはさすがにもぎりを通るのに勇気を要した。
神木隆之介くんと特殊能力…といえば実写映画版『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ではないですかっ!フォルトゥナとかいいから第二章やってくれ!関係ないけどね!
こんなもん誰が観るかよと予告編が映画館に流れ始めた半年ぐらい前からずっと思ってましたが結果的に観てしまいましたし結果的におもしろかったです。びっくり。
なんかいろいろあったみたいですが途中から画面の圧倒的情報量に脳が酸欠状態だったのでよくわからなかったです。おもしろかったとおもいます。
女児の成長に伴う密やかな母親への反発や不安が詩的かつアナーキーに表現されていて、懐かしくはないが私的な記憶を呼び覚まして、なんだか不思議な手触りの映画だった。
自分で書いた過去感想を眺めながら面白かったやつをリストアップしていったら30本超えてしまった。そこから無理くり10本に絞り込んだのだからいびつ。よって極私的。
この間『ドラゴンボール超 ブロリー』のIMAX上映行ってきたばかりなんですが、まさかそこで見た超サイヤ人ブルー形態の悟空をこっちでも見るとは思わなんだ。
気持ちスマホ画面風にデザインされたエンドロールに流れる無数の角丸アイコン(そして画面右側にはスクロールバー)を眺めているだけでも気分が高揚するっていうそういう映画。