映画『シライサン』小生感想文(ネタバレなし、悪口注意)
乙一はブログでの自称が小生だった人、というのが乙一監督作と知ってまず頭に浮かんだことだったのだが俺の記憶では「小生日記」だったそのブログはいくら検索しても出てこない。いつの間にか閉鎖されてしまったのだろうか。その名前は知ってはいけなかったのだろうか…次はお前だ!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
乙一はブログでの自称が小生だった人、というのが乙一監督作と知ってまず頭に浮かんだことだったのだが俺の記憶では「小生日記」だったそのブログはいくら検索しても出てこない。いつの間にか閉鎖されてしまったのだろうか。その名前は知ってはいけなかったのだろうか…次はお前だ!
例年この時期になるとクリスマスホラーを一人でたくさん観て世間に文字の形をした血を吐きかける奇祭を執り行っているのですが今年も何か劇的な予定が入ることとかなかったので10本観て吐きました。
ものすごく呆れる。ものすごくバカなんじゃないかと思う。ものすごくどうしようもないと思うがしかし、しかし…ものすごく嫌いになれないし、ものすごく感心させられるところもある映画でもあった。少なくともあの殺人トリックは他に類を見ない。
1年分の映画悪口が出たので来年はどんな酷い映画を観てもあんま悪く言ったりしないと思います。
ほんの9年前まで典型的なJホラーフォロワーの超々低予算自主映画みたいのを撮っていた新人監督がいつの間にかこんな大作撮るところまで来てしまったんだからハリウッドというのは何が起こるかわからないところです。
ゾンビ映画のガワだけ借りたサタデー・ナイト・ライブみたいな映画。ビル・マーレイ出してゴーストバスターズの主題歌の一節を言わせたりして。
びゅんびゅん飛び回って家をぶっ壊しながら獲物を追い詰めていく超能力の超無駄遣い感がバカっぽくて味わい深い。それをはい笑って下さいね的に撮らないのがいいんです。真面目な顔でふざける映画。
最初のダンスシーンが最高なのでホラーなのに後のホラー展開が全部グダグダの蛇足に見えてしまうという作りが物語に込められた教訓を体現している。
草!石!死体!ヴィンチェンゾ・ナタリ!スティーヴン・キング!ジョー・ヒル!諸星大二郎!そして星新一と『マタンゴ』!って感じの映画でした。おもしろかっったです。
『ひなぎく』風の自由な文体で綴られた『悪魔のいけにえ』である。嘘だと思われると嫌なのでである口調を採用してしまう。それぐらい『ひなぎく』と『悪魔のいけにえ』のまさに悪魔合体である。衝撃。困惑。大好き。