ワニどんと来い映画『クロール ―凶暴領域―』感想文
B級オモシロとB級人生賛歌だけで構成されている上に台風の時に興味本位で避難指示地域に入ったり増水した河川を見に行ったりするとワニに食われるから絶対にやってはいけないというありがたい教訓まで得られるB的に完璧な87分だった。最高。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
B級オモシロとB級人生賛歌だけで構成されている上に台風の時に興味本位で避難指示地域に入ったり増水した河川を見に行ったりするとワニに食われるから絶対にやってはいけないというありがたい教訓まで得られるB的に完璧な87分だった。最高。
ナカモトフィルムという自主映画ユニットの新作二本立て。ナカモト映画は前に『DEAD COP』だけ観たことがあるが、そんなに面白くないところも含めて自主映画っぽい自主映画でなんとなく好感触、今回の『いけにえマン』『はらわたマン』も自主全開でなんか良かったです。続けて観たらちょっと感動しました。いやマジで。
『ヘルボーイ』のシリーズ作というよりは『ドゥームズデイ』に続くニール・マーシャルの来いよ終末第二弾として見たい。というか前の『ヘルボーイ』観てないのでそういう風にしか観られなかった。
中盤に出てくる事件関係者の名前が諸般の事情からギリギリのブラックジョークになってしまっているので映画の内容とは別の水準でサスペンスがあった。良い映画でした。
オチでびっくり的な映画ではないというか、最初の最初で既にどんなお話かということは過剰なくらいに明かしてしまっているので、それをわかった上で所々に配されたアレゴリーやジョークを読み解いて楽しむ『不思議の国のアリス』タイプの与太話映画だったように思う。
金のない人間はゾンビよりも凶暴凶悪。こわくてたのしい人でなし田舎ホラーでした。
観た直後はしょうもないなぁと思ったが感想を書いてみるとなかなかイイ話で、ホラーを創作すること、あるはホラーを観たり読んだりすることの意義を力強く訴えかけるロジェのくせに感動作であった。
出てくる人間が全員ろくでなし、取って付けたにも程があるAI・IoT社会への警鐘、最終的にストーリーの整合性がマイナスに入ってしまうオモシロ至上主義。まったくしょうもない映画だと思うが笑ってしまうからしょうがない。ホラーっていうかブラックユーモアの映画。
お誕生日スラッシャーといえば珍怪作『誕生日はもう来ない』ですが『ハーピー・デス・デイ』の方はお誕生日の夜に殺人鬼に殺された女子学生が何故か繰り返し繰り返しその日を朝からやり直す羽目になってしまう映画なので誕生日がめっちゃ来る。おもしろかった。
ぶっちゃけ観る前はもう打ち止めでいいだろうと思っていたが、ここへきてちょっとまたシリーズのポテンシャルを感じてしまった『パージ:エクスペリメント』であった。でもまぁもう続編はやらないでいいとおもいます。