終末ヤンキー映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』感想文
ドラマ版も原作漫画も一切見ずにこの映画版だけ観に行ったんですが、なんかゾンビ映画として面白い感じではあんまりなかった。どちらかといえばヤンキー映画系?
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ドラマ版も原作漫画も一切見ずにこの映画版だけ観に行ったんですが、なんかゾンビ映画として面白い感じではあんまりなかった。どちらかといえばヤンキー映画系?
根っこのアイディアは決して悪いものではないと思うし、作りようによっては鋭い問題提起を行う文明批評ホラーにだって成り得たんじゃないかとさえ思うが、なんだかアイディアのブラッシュアップが大幅に足りない映画と見えた。
ずっと面白いというわけではないにしても退屈するところはないので悪くない映画でしたが、ただめっちゃ美学校映画っぽい。
よくできたフーダニット型スラッシャー映画なのだがちょっとよくできすぎて逆にスラッシャー映画的な面白味を欠いているのではないかと思ってしまう。
本当はクリスマスホラー映画の感想100本をまとめたZINEを出したかったんですが年内に出せなかったので、ひとまず10本のレビューを放出だ!
悪くない映画だがなかなかティーンが死なないのでやはりホラー映画に出てくるティーンは軽はずみに死ぬべきだという外道の信条を持つ俺としてはどうにも煮え切らない映画と映ってしまった。
今年も行ったぞ池袋・新文芸坐のゴア(血みどろ)映画オールナイト、ゴアフェス!ということでその感想です。
『恐解釈』というわりには恐くないのが玉に瑕な気もするが、こんなタイトルの映画に本気の恐さを求める人はいないだろうし、いたとしたらそんなものはその人が悪いので問題なし。たのしい映画でした。
売れてる役者も派手なバトルもファンアート要素とかもないのでぶっちゃけヒットしないでしょうが、俺はこの映画、近年の悪魔憑き映画としては世界的にもかなりベスト寄りの一本だと思います!
色々趣向は凝らしてあるがそのゴテゴテした装飾を取り除けばやってることは恐ろしげなワルモノを正義のヒーローが倒して万々歳とこういう単純な勧善懲悪なので、老若男女みんながたのしめるアニメ映画と思います。