なにこれ映画『ペンギン・ハイウェイ』感想文(ネタバレないから大丈夫)
今年映画館で観た映画の中で一番なにこれってなった。おもしろいかった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
今年映画館で観た映画の中で一番なにこれってなった。おもしろいかった。
革命だ!女相撲だ!テロリズムだ!虐殺だ!DVだ!爆発だ!俺はポエムで行く!そんな映画ではたぶんないと見せかけてわりとそんな映画だった気が。
パンクでシュールで野蛮かつピースフルなゴッタ煮クレイアニメ。超たのしい好き。
マルコム・マクラーレンに踊らされちゃあいけないよ、と言わんばかりのすっとぼけエンドがすべて丸く収めていたが大カオス映画だったので感想も大混乱してます。
『ルーム』のアナザーサイドみたいな映画ですがあっちとはまた別種の嫌な汗かきまくり。キュートな装いで近づいて刺してくるタイプ。
観てる間はつらかったわけじゃないのに感想を書き始めたら一気につらくなってきた。
ギャグとシリアスとかコントとアートとかそのへんの境界がぼやぼやしている上に監督のキャラが無駄に濃かったので極めてあやしい映画体験になりました。
ドールハウス型のオフビートなサイバーパンクみたいな感じですがウェス・アンダーソンのサイバーパンクってなんかめっちゃ意外じゃないすか(これをサイバーパンクと呼ぶなら)
調子の悪いときのコーエン兄弟と絶頂時のジョージ・クルーニーが白人一家のパートと黒人一家のパートを別々に監督したようなコーエン脚本ジョークル監督の分断映画。
ネタバレある?ない?知らんよそんなの自分で判断して自己責任で勝手に読め。なんでも親切なナビゲートが付くと思うな。