映画『MEN 同じ顔の男たち』考察してやんよ感想
アレックス・ガーランドがいつもやってることをまたやってるだけなので考察するような謎もないと思うが、まぁいいガーランド映画好きな俺がありがたくも考察してやんよ!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
アレックス・ガーランドがいつもやってることをまたやってるだけなので考察するような謎もないと思うが、まぁいいガーランド映画好きな俺がありがたくも考察してやんよ!
不思議で生臭くてジャンル分け不能の独特映画。タイトルの『ファイブ・デビルズ』がいったい何を意味するものかは最後までわかんなかった。
笑って困惑して最後は人間の無力に苦笑。うーん確かにこんな映画体験はあんまりない。カルト作になるだけのことは(奇天烈衣装や雑特撮だけではなく)ありますなあ。
怖くはないけど変な映画として観ればなかなか楽しめる映画なんじゃないでしょーか。
だいぶ人が死ぬ、それもわりと軽い感じでぶしゃぶしゃ血を吹きながら死んでいく版の『オリエント急行殺人事件』とでも言えそうな楽しい映画でした。
『コンビニエンス・ストーリー』だなんてカジュアルなタイトルに反してなんとも形容しがたい妙な映画だが、嫌いにはなれないねぇ。
一言で言えば「よくわからない」。でも不条理ホラーって感じで面白かったです。おすすめ。
映画の内容にはまったく触れない限界感想文なのでご理解の上ご覧下さい。
多彩な撮影技法を駆使した映像は幻惑的で面白いし現実と虚構の境が次第に曖昧になっていく展開を見れば細かいところまでしっかりアタマで考え抜かれた映画であることもわかるが、サブカル臭が鼻につく。
勃起をモチーフにしてこんなに楽しい映画が作れるんだからやはりこの監督はすごい人です。イイ映画、見事な映画でした。