ウクライナ映画二本立て感想文『アトランティス』『リフレクション』
ウクライナ映画なんかそもそも本数が入ってこないので観た記憶が全然ないが映画がそんなに作られていないというわけではなくむしろかなりレベルが高いことがこの二本でよくわかったので、今後もウクライナ映画の輸入、よろしくお願いします。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ウクライナ映画なんかそもそも本数が入ってこないので観た記憶が全然ないが映画がそんなに作られていないというわけではなくむしろかなりレベルが高いことがこの二本でよくわかったので、今後もウクライナ映画の輸入、よろしくお願いします。
妖しくて滑稽でエロくてグロいがその本質は案外切実な人間ドラマというわけでなかなか食えないオリジナルな映画であることは間違いない。
アピチャッポン・ウィーラセタクンの映画なんか眠らずに観られたことがないが今回はレベルが違い136分の上映時間中おそらく120分は寝ているであろうという大快眠。気持ちよかったです。
分断は昨今の欧米映画の一大テーマということでこれも思いがけない角度から世界の分断に切り込んだ映画。おもしろかった。
楽しかったかもしれないし時には苦しかったかもしれない未体験ゾーン2022もこれにて閉幕ということでトリ二本の感想。
駄作じゃないし傑作じゃないし愚作でも佳作でもない、人に勧めるかといったら勧めないけどつまらないかと言えばつまらなかったわけではない、とにかく変な映画としか言いようがない。
舞台のライブ・ビューイングみたいな映画。よくわからんかった。
皮肉で嫌味で鬼畜で最悪な現代アート映画だがなんか希望を感じてしまった。この題材で希望を感じさせる作りの偽善性をチクチクと感じつつも。
面白かったがかなり個性的な内容であるはずなのにこれといった読後感が残らなかったのが自分でも不思議。
先行上映で観た時にはあまり面白くなかったがせっかくだからということで本公開後に今度は寝ないでちゃんと観てみたらいや、面白いじゃないですか!『ゾンビ』好きはとくに必見!