ウェンズデイかわいい映画『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』感想文
いやそんなだったかなアダムスファミリーの世界観と思うところも多いブラックユーモア少なめの平和編だがウェンズデイちゃんのかわいさに免じて全て許す!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
いやそんなだったかなアダムスファミリーの世界観と思うところも多いブラックユーモア少なめの平和編だがウェンズデイちゃんのかわいさに免じて全て許す!
こんなタイトルだから反マチズモの映画かと錯覚してしまいますがむしろ逆にマチズモの呪いがけみたいな映画でちょっとだけホラーでした。コワイ・マッチョ!
大して面白いものでもないかもしれないが、こんな映画を休日に映画館で観る余裕が忙しなく情報収集&発信に勤しむ現代人には必要なのではあるまいか。
がんばれマイケル。がんばれローリー。なんかプロレス感が増したので応援する感じになってしまったし、あとなんとなくマイケルとローリーの関係性が『男はつらいよ』。
大人たち&男たちのセコイやり方を知った勝気な少女がならばこっちはあくまで正直に清純に! などとはならないところがまったく痛快な西部劇であった。
面白くてしかもお勉強もできるみたいな嘘は言わないのでこういうのはお勉強のために観るべきだと思う(あんま面白くはないので)
寝てはいるが全部観たので感想書く。『ミークス・カットオフ』『オールド・ジョイ』『リバー・オブ・グラス』『ウェンディ&ルーシー』の四本です。
西部劇の本質にぐっと迫った結果なんかノワールで不穏である種のおとぎ話みたいになった原液系西部劇の秀作。なっち字幕も冴えてるぞ!
アメリカの狭さと広さと冷たさと優しさと愚かさと賢さと不可能性と可能性をこんなに狭い範囲の旅で感じさせてくれるのだからすごいよねー。良い映画でした。解毒。
あんまバンバン街がぶっ壊れるような映画じゃないのでそういうのを求めると物足りないかもしれないが、「アメリカの終末」を超リアルに描いた静かな終末映画として超おもしろかった。