旅芸人万歳映画『ダンスウィズミー』感想文(ネタバレたぶんなし)
こういう芸を楽しむ映画というのは邦画でまず見ないしわりと世界的にも絶滅危惧種っぽいので得した気分、なによりこないだ観た『死霊の盆踊り』効果もあって芸人っていいなぁのしあわせ感に浸れてたいへんよかった。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
こういう芸を楽しむ映画というのは邦画でまず見ないしわりと世界的にも絶滅危惧種っぽいので得した気分、なによりこないだ観た『死霊の盆踊り』効果もあって芸人っていいなぁのしあわせ感に浸れてたいへんよかった。
なんでこんなつまらないお話が定番ミュージカルになったりするほど大人気なのか全然わからん感想文。
ダメな男ばっかりだなぁ的な映画の感想二本立て。いつになっても子離れできないダメなロック親父が出てくる『ハーツ・ビート・ラウド はじまりのうた』と性犯罪案件の男がたった70分の上映時間に3人も詰まったダメ男のセット販売映画『7月の物語』です。
モリッシーのスペランカーかつモリッシーに学ぶ子どもを伸ばす育児法、またはモリッシーとジョニー・マーの静かで慎ましいラブストーリー。おもしろかった。
ガガがスタァになる映画なのにすげぇ男目線でいかにもガガの歌とか興味なさげだなぁって感じなのですが、でもまぁそこが独特で面白かったりしました。
隅々まで完璧に整備されて逆に全然見所がなくなった観光地みたいな『オズの魔法使』バリエーションに思うが、微妙な不気味さと本職の人のバレエシーンはおもしろかった。
ライブ・エイドのシーンは最高。ドラマ部分なんかはステージを飾り立てる効果しか狙ってない映画なんだと思った、良くも悪くも。
音楽映画というか子ども映画なのであんま音楽的な見せ場とかないが良い映画。
そこそこ面白かったんですけど比較しようと思って観てみたYUIのオリジナル版が意外にも良い映画だったので記憶が上書きされてしまったという不憫なパトリック・シュワルツェネッガー主演作。
出てくるダメ人間どもがみんなたまらなくキュート。ヘッポコで楽しいラップも最高なゆかいな音楽映画。多少のネタバレは気にするな。