海は続くよどこまでも映画『SUPER HAPPY FOREVER』感想文
脚本も映像も音響も芝居もすべてすばらしい。この映画を観た幸福な記憶は永遠に忘れない、と思いたい。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
脚本も映像も音響も芝居もすべてすばらしい。この映画を観た幸福な記憶は永遠に忘れない、と思いたい。
こ、これが本当にあのダメな方の三木の映画か…?キラキラ映画界のダメな方の三木こと三木康一郎、まさかの会心作!
ぶっちゃけ別に面白くはないのだが面白くないからこそのヒーリング効果がこの映画にはあった!イイ具合にこころが浸れるよきSF映画だなこれは。
アイスランドの自然はすばらしい。アイスランドの自然は圧倒的。細かいことはきにせずアイスランドの自然をボケーっと観てさえいればなんか知らんがそういうものだろうと謎の納得感が出てしまう、これはたぶんそんな映画である。
日本で唯一なんてことは当然ないのだがこの映画のテーマを正確に読み取った人はネットのバカに燃やされたりしたくないためネットに解説を書いてくれないとおもわれるので、結果的に正しい読解を日本語のネット空間で書いているのは俺一人になるんじゃないでしょーか!おい一人にするな!お前らも書け!
こんなシロモノの感想を書いてもしょうがないんじゃないかという気もするのだが今後日本の映画館で上映される可能性はまず無いと思われるので、一応観た人間の一人として記録に残しておくかという気になった。
The Greatest Hitsというだけあってセットリストが全部ヒット曲!正式タイトルが長すぎると思うがサイコーのPSBライブ映画でした!
波乱の2024年開幕、だがまずは去年一年の振り返りだ。2023年、俺が超個人的にこれがベストだなと思った映画10本+1本を誰の役に立つかまったくわからないが、どうぞ!!!
あれなんだかこれは前にも観たことがあるような気がするぞなんだっけほらイメフォーでやってたブラジルのアートアニメのあぁそうだあれあれ『父を探して』、あの映画にセンスが似ているなと思ったら他でもないその監督アレ・アブレウの新作がこの『ペルリンプスと秘密の森』なのであった。これまたすばらしい作品。
こわれた人々のうつろな芝居、低予算を逆手に取った作劇、美術も照明もすばらしい。なにより、戦争が終わった後の未だ闇の中にある時間に焦点を当てる生真面目さというかウソのなさにグッとくる。イイ映画だと思います。