アートアニメ感想文『ホフマニアダ』『《外套》をつくる』
ロシアのアートアニメ(系)映画を続けて観てしまったのでまとめて感想。それぞれ別の意味ですごかったです。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ロシアのアートアニメ(系)映画を続けて観てしまったのでまとめて感想。それぞれ別の意味ですごかったです。
シュワ不在の『大脱出』なんてと思ったが、『大脱出』がシュワ×スタローンの夢の共演なら『大脱出2』はセガール×スタローンの影の共演。ついにセガールのフィールドに降りてきたスタローンの漢気に泣け!
信じられないほど幼稚な大人たちがバカみたいにぎゃあぎゃあと騒ぐテレビ時代劇テイストのチャイルディッシュ企業ドラマ。これがクールジャパンだ!
無茶な企画に役者も脚本家も監督もみんな頭を悩ませた。俺も頭を悩ませた。考えさせられる映画という定型感想があるが、俺にとっては今年一番考えさせられる映画でしたね。
サスペンス的な面白みはあんまりないので、微妙にコメディとアクションとSF要素の入ったヒューマンドラマといった方がジャンル的には近いかもしれない。ネタバレ途中から。
女児の成長に伴う密やかな母親への反発や不安が詩的かつアナーキーに表現されていて、懐かしくはないが私的な記憶を呼び覚まして、なんだか不思議な手触りの映画だった。
その年の最もテンションがどうかしている映画が入るマッドマックス枠という概念がにわかに広がりつつあるが今年のマッドマックス枠はブロリー一択ですうおおおおあああああああ!!!!!!
隅々まで完璧に整備されて逆に全然見所がなくなった観光地みたいな『オズの魔法使』バリエーションに思うが、微妙な不気味さと本職の人のバレエシーンはおもしろかった。
プレデターが繋ぐボンクラたちの絆。これ書いてて楽しかっただろうな脚本のフレッド・デッカーとシェーン・ブラック。
次があったら悪の博士がメカメガロドン作って対するステイサムも片腕をサイボーグとかにして戦ってほしいとおもった海洋怪獣特撮映画。