バス・ドゥヴォス監督作感想二本立て:『ゴースト・トロピック』『Here』

どういう経緯なのかよくわからないがベルギーのバス・ドゥヴォスという監督の映画がいきなり二本同時にBunkamuraル・シネマ渋谷宮下で公開されたので観てきた。

B級貫徹映画『ザ・ガーディアン/守護者』感想文

ヤクザ/ギャングものB級アクションのベタそれ一つを貫徹する。それがこの映画というわけで昨今のベタベタ韓国娯楽映画に胃がお疲れ気味の俺としてはこれはとても好ましいものと映った。

イタホラ最前線映画『サウンド・オブ・サイレンス』(2023) 感想文

やっぱこういうホラーが好きだな俺は。こういう、なんていうかさ、ふざけたホラーコメディではないしお金と作り手の技量がないポンコツ映画でもなくてあくまでもちゃんと作られたシリアスなホラーなのだが、観ても決して頭がよくなったりしない感じのホラーが。

ドラッグやめよう映画『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』感想文

悪くない映画だがなかなかティーンが死なないのでやはりホラー映画に出てくるティーンは軽はずみに死ぬべきだという外道の信条を持つ俺としてはどうにも煮え切らない映画と映ってしまった。

酔える人向け映画『ポトフ 美食家と料理人』感想文

食に対して欲とか拘りがほとんどない、とにかく安くて腹いっぱいになって栄養があればそれが正義という俺のような雑食家にとっては本当にどうでもいいお話だったが、料理風景は楽しい。

まさかの傑作だった映画『エクソシスト 信じる者』感想文

売れてる役者も派手なバトルもファンアート要素とかもないのでぶっちゃけヒットしないでしょうが、俺はこの映画、近年の悪魔憑き映画としては世界的にもかなりベスト寄りの一本だと思います!

恐怖は海からやってくる映画『ドラキュラ デメテル号最期の航海』感想文

さいきんはすっかり細くなったとはいえ怪奇/ホラーの世界に脈々と受け継がれる海の恐怖を久々に大画面で見せてくれたという点で、『デメテル号最期の航海』、単に面白いだけじゃなくてけっこう嬉しい感じの映画なのです。