見世物ソ連映画『DAU.ナターシャ』感想文
この監督はインタビューとかではすごい社会派っぽいことを言っているが本質的には初期トリアーとかギャスパー・ノエみたいに観客にショックを与えるための見世物性を映画作りの核にしてる人なんじゃないだろうか。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
この監督はインタビューとかではすごい社会派っぽいことを言っているが本質的には初期トリアーとかギャスパー・ノエみたいに観客にショックを与えるための見世物性を映画作りの核にしてる人なんじゃないだろうか。
誰にでもとは言わずとも『ロッキー』刺さるじゃないですか、ロッキーほどのファイティングスピリットもタフネスもない我々凡人にも。この『野球少女』もそんな感じだと思いますよ。『ロッキー』も元気になるがこれもとても元気になる。
クッソしょうもねぇ映画だと思いましたしシネフィルってなんてチョロい人種なんだろうって思いましたよ。そんな2011年版『嵐が丘』。vimeo鑑賞。
書いているうちに感想の半分以上が映画と関係の無い今までに経験した嫌なバイト体験語りになりましたが本質的なところでは映画のテーマから逸れてないから、たぶん。
ゲテモノ趣味と思いきやイギリス趣味のひねくれ映画。ヘイリー・ベネットの少女のまま外見だけ大人になってしまったような演技も良いしチラ見えする谷間も最高。
そのチャイルディッシュな見た目に反して『マリアンヌ』『マーウェン』に続くハイヒール三部作最終章。なんだか倒錯した大人の映画であった。
素直と見せかけて相当捻くれたフィンチャーのアメリカ政治批評&ハリウッド映画賛歌。と思うよ俺は…。
『トレインスポッティング』以前も以後も作られ続ける野蛮で不毛で貧乏でアジテーショナルでかつ感傷的にスタイリッシュに捻くれた英国不良映画のザ・王道。場当たり的で安っぽいポストパンクなサントラがいーんです。
何も考えずにおもしろいダンスとおもしろいミュージックとおもしろいセックスに身を委ねていればおもしろい映画かもしれないです。
東京に馬を放て! これはドキュメンタリー版『君よ憤怒の河を渉れ』だッ!!!