デブゴンへの道映画『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』感想文
なんだか香港映画の満漢全席のような映画だ。サイコーでしたね。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
なんだか香港映画の満漢全席のような映画だ。サイコーでしたね。
DC映画らしくなんだかとても歪な映画。でも風刺SFとして最高。
面白かったですよ序盤はハラハラサスペンス! 中盤以降はズッコケ連続のバカ映画! 一粒で二度美味しい! 直感的警告を無視して地雷原に踏み込んだ結果は大惨事ではあったが、しかし大惨事の中のスリルを楽しまなかったわけではないのだ。
澄んだ映像は美しいしムードも抜群だったがもう一山欲しかったなぁとか思ってしまうアンドレ・ウーヴレダルのマイティじゃないソー映画。
いやぁベタベタで面白いディザスター映画でしたね。中国、金いっぱいあるんだからこういうのたくさん作って浪費してくれ。
みなさんの盛り上がりに水を差すことになるのはわかりきっているのでロシャオヘイ面白かったな~! この喜びをネットで共有したいな~!! って思って不幸にもこのページに辿り着いてしまった人はもうここ読んでる時点で帰れ。
基本的に無神経な感じでネタバレも込みの感想垂れますから観る前に情報仕入れたくない! 知ったら死ぬ! だが死ぬ前に殺す! っていう人は私のためにも今すぐブラウザを閉じて映画館に直行しよう。
少なくとも劇場公開される映画ではたぶん類似作のないオリジナルな映画、映画というか実験、実験というか批評的パフォーマンス・アートとして非常に興味深い作品だった。
まさか今回はオタクの生き様テーマだなんて。でも1作目のランボーもオタクっぽかったからウン十年の時を経てついにランボーが己の居場所を見出したという話なのかもしれない。
いかにも安っぽいオープニングに頭の中のB級スイッチが入りかけるが、ところがどっこいそこから先は一言で言うならばベトナム戦争版『ブラックホーク・ダウン』。傑作。