がんばれ映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』感想文
俺はそもそも前作も全然好きじゃないけれども、これと比べたら前作はまだよく出来ていたと思う。若気の至り作。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
俺はそもそも前作も全然好きじゃないけれども、これと比べたら前作はまだよく出来ていたと思う。若気の至り作。
スウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』のアメリカ再映画化版はあまりにもエモくコミュニケーション重視でキツイところはあるのだが、とはいえ分かりやすく、そして落語的に面白いのはこちらの方。
粋だよこの映画は。長い長い映画人生の中で酸いも甘いも噛みしめた大人の粋だ。こんな粋な映画は最近とんと観ないから、何割か増しで面白く見えましたね。
一つの駅で傷ついたり失敗したら次の駅に行けばいいだけじゃないですか、そんな風に人生って続くんじゃないですかね、みたいな映画。おもしろかった。
予算がないのは明々白々だがなかなかどうしてお値段以上の面白テンコ盛りっぷりで、河崎実映画のこれはクリティカルヒット。
面白くないっていうかこんなことを言ったら身も蓋もないのだが俺アニメのジャンルで一番興味ないのってファンタジーなので興味の持てない映画でした。
上映時間90分未満。興行はレイトショー中心。そしてそんなに面白くない。こういう映画も人生には必要じゃないですか!
自然体のユーモアと哀愁があまりにも素晴らしい観てびっくりの名作。傑作とか秀作とかじゃなくてこれは名作。
スポーツ映画としても難民のその後映画としても面白く観られる良い映画でした。
悩める中学生をリアルに描いてよい映画だし、あとオオカミ様は芦田愛菜が声を演っているのですがあの声で「ふふふ…そうであろう。諸君もようやく気付いたようだな」みたいな口調のちょい天然ボケキャラ、七人の不登校児との温度差の激しいやりとりには笑わされつつ激カワ轟沈。