結構本格派映画『クロムスカル』感想文
ホラーは単純に怖いだけでも別にいい。それは決して薄っぺらい体験ということではなく、そこから見えてくるものだってあるんである。顔面破壊がすごい、とか。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
ホラーは単純に怖いだけでも別にいい。それは決して薄っぺらい体験ということではなく、そこから見えてくるものだってあるんである。顔面破壊がすごい、とか。
色々盛り込みすぎて消化不良を起こしている観もあるものの、主人公や殺人鬼のキャラクター描写は良いし殺人シーンもその後の死体処理シーンもサスペンスフル、テーマ的に今観ておくとアツい映画です。
なにがなんだかよくわからないがとんでもないことになりそうな気がする…という不安感が素晴らしいインドネシア発の邪教映画。おもしろかったです。
こういう形の救いもあるんだなぁ。いやはやいろいろと勉強にもなる面白い映画でした。
長回しで切り取られる略奪シーンの面白さ、垢と汚物にまみれた美術の素晴らしさ、天翔るヴァルキリーや冥府の門の幻惑的な美しさ。21世紀の史劇映画ベストテンを作りならこれは必ず入れたい傑作だね。
俺にとってはここ数年で最悪のクリスマスとなったのでホラー映画で鬱憤晴らす!観たぞ書いたぞクリスマスホラーの感想10本!
こういうホラー映画がたくさん観られるありがたい企画は大事にしていきたいですねってことで全部観てきたので感想書いた。
今年は大豊作なシッチェスファンタ感想文、後半戦!
今年2022年の夏は日本でも最新台湾ホラーの『哭悲』や『呪詛』が話題になったが、そこで真打ち登場、2015年に公開され台湾で大ヒットを飛ばした『紅い服の少女』とその続編がついに日本でも劇場公開の運びとなった。というわけで観てきましたんで感想でーす。
説明なしではいささか難しい映画だとは思うが、他のロズニツァ映画同様、これも必見。