孤立妊娠たいへん映画『あのこと』感想文
面白かったし孤立妊娠とはどういうものかわかって良かったけどでもこれやっぱあまりにもダルデンヌ過ぎるだろ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
面白かったし孤立妊娠とはどういうものかわかって良かったけどでもこれやっぱあまりにもダルデンヌ過ぎるだろ。
アレックス・ガーランドがいつもやってることをまたやってるだけなので考察するような謎もないと思うが、まぁいいガーランド映画好きな俺がありがたくも考察してやんよ!
死を想って死に怯える自分を克服せよ。どうせ人間いつか死ぬと普段から諦めていれば、案外その方が限りある人生を楽しめるたりもする。この映画が示しているのはそんなことなのだろうと思う。
『トワイライトゾーン』の1エピソードみたいな映画だった。なんかすごく惜しい気がする。
展開に抑揚がないので俺はたくさん寝ましたけれどもクセが強いってことは映画として悪いことではないですからイイんじゃないでしょーか。俺は好きじゃないけど。
結局みんな他人だし他人のことなんかぶっちゃけよくわからないけど、それでも一緒に生きていくことはできるよね的な、切ないけれども誠に力強い映画であったと思います。
SFとして見るとわりとガッカリさせられるが全然先に進まない冗長な会話は笑えるしふざけた編集やカメラワークもとぼけた味わいがあって良い、なかなか気の利いたおもしろいヘンなコメディでございました。
面白いけどわざわざ満席の映画館で観るような大層な映画じゃないだろとは思った。
現代日本の時代診断映画としては比類ない。おそろしくも滑稽で身につまされる、これはなかなか破格の映画だったと思う。
ホロ苦さを噛みしめつつ儚い人の生を慎ましく祝福する、エリザベス女王賛歌の映画である以上に人生賛歌の映画って感じだったなこれは。いやぁ、ジーンと来ましたよ。