【アマプラ&ネッフリ】映画二本立て感想『セイント・モード/狂信』『THE GUILTY ギルティ』(2021)
宗教テーマのおもしろ配信オンリー映画二本の感想文。せっかくなので併せてどうぞ。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
宗教テーマのおもしろ配信オンリー映画二本の感想文。せっかくなので併せてどうぞ。
メンタルおよび学力が小学生なのでタイトルの漢字が読めないとそれだけでなんとなく反感を抱いてしまい案の定内容にもあんま良い印象は持てなかった。
先行上映で観た時にはあまり面白くなかったがせっかくだからということで本公開後に今度は寝ないでちゃんと観てみたらいや、面白いじゃないですか!『ゾンビ』好きはとくに必見!
最近の映画で言えば『キャンディマン』もあのオリジナルがこうリメイク(というかリブート)されるのかという驚きがありましたけどまさかそれが『クライモリ』でも来るとは思わなかった。
鬱闘病の映画だがこの鬱描写がめちゃくちゃあるわーっていうか、こういうタイプの人が鬱になるとどんどんこじらせてくよなーっていうリアリティがすごい。
なんというガイ・リッチーらしからぬ重ノワール!しかしその重さの背後にはアメリカに対する皮肉が透けて見え、ノワールの本質は皮肉にありと古来より決まっているのでおもしろかったなーこれはー、一級品のノワールだったねー。
社会のカビの発生過程をスクリーンのビーカーに入れて見せてくれる教育的科学実験として、これはたいへんよい映画だなと思った。
いかにも音楽映画っぽいタイトルだが音楽映画というよりも音楽批判のプロテスタント的宗教映画っぽさがある。映画館で観ても配信で観てもよい映画です。
面白くてしかもお勉強もできるみたいな嘘は言わないのでこういうのはお勉強のために観るべきだと思う(あんま面白くはないので)
見方によってはリラックス映画なので人生に迷ったり疲れたりしている人は観れば何かが得られ…るとまではまぁ断言できませんが!あと映画の感想っていうかほぼ映画と関係ない想い出語りです。