監禁教育映画『デスNS/インフルエンサー監禁事件』感想文

度を超えたヘッポコっぷりについつい頬が緩んでしまうから、これは映画というよりマッサージなのかもしれないね。誰が観ても絶対にまったく面白くないという点を除けば悪い映画ではなかったよ。

ジャニタレ売り込み映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』感想文

キラキラの定番をあくまでもウェルメイドに紡ぐだけなのでクオリティは低くないが個性がなくあんまり面白くないジャニタレ系キラキラ映画でした。

あの頃の映画『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』感想文

脚本家が畑違いの古沢良太ということで不安視する声も公開前にはあったが蓋を開けてみれば「あの頃の」映画ドラえもんにもっとも近い新映画ドラえもん。かつての映画ドラえもんと同じように上映時間98分のプログラム・ピクチャーとして面白く観たので、考えることは色々あるがとくに不満とかはない。

あの頃ロシアは若かった映画『新生ロシア1991』感想文

ウクライナ戦争の終結がまったく見えない現今、こんなものを観れば「この頃はまだロシアにも…」とため息が漏れるばかりだが、こんな時代も、こんな人々も、こんな抵抗も確かにロシアにはあったのだと知ることは、とはいえ無駄なことではないだろうと思う。

人生だいたいなんとかなる映画『かがみの孤城』感想文

悩める中学生をリアルに描いてよい映画だし、あとオオカミ様は芦田愛菜が声を演っているのですがあの声で「ふふふ…そうであろう。諸君もようやく気付いたようだな」みたいな口調のちょい天然ボケキャラ、七人の不登校児との温度差の激しいやりとりには笑わされつつ激カワ轟沈。