革命映画『ブラック校則』感想文(テレビ版未見)
良い革命映画でしたね。ギャグがだいたい滑っているところを除けばとてもよいかったとおもう。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
良い革命映画でしたね。ギャグがだいたい滑っているところを除けばとてもよいかったとおもう。
超絶戦車アクションが連続する大娯楽編も、その背景にはしっかりロシアンエレジーが。おもしろうてやがてかなしき実によい戦争映画だった。
ワンちゃんがいっぱい出てくるので見た目かわいいですが風刺は直球だしロイヤルコーギーズの権力闘争もえげつないしファミリー映画と油断してかかると殴られる。
自由のために速度を求める二人の前に立ちはだかるのが速度を拒絶することで自由を得ようとするアーミッシュ、というのはなんだか図式的というか説教臭いと思ったが、ともあれさり気ない風刺もよく効いたなかなか面白い映画だった。
現実が野蛮な時にフィクションの野蛮は本当に不利。野蛮系映画作家には苦しい時代よね。この野蛮に単純にうおおおおおおってギン勃ちできるぐらい、現実の方が理性的になってほしいものです。
中盤に出てくる事件関係者の名前が諸般の事情からギリギリのブラックジョークになってしまっているので映画の内容とは別の水準でサスペンスがあった。良い映画でした。
好き。良い。めちゃくちゃ面白いとか超やべぇとかじゃなくて好きと良い。シンプルに好きになれる良い映画。敵を作らないやさしいおとぎ話の世界。殺伐とした世の中だからこういう映画に出会うと嬉しくなってしまうな。
完璧。文句なし。100点花丸金一封。俺がアクション映画に求めるものの99.9%はここにあった。今年観たアクション映画で超ダントツでいちばんおもしろかったですね。シナリオの適当さもダントツだけどね!
拳銃!ムー!ラピュタとスカイフィッシュ!超面白そうだし面白いんですけど見終わるとなぜか心が無になった。ムーではなく。
あまりの衝撃映画っぷりに上映時間の半分以上は笑える映画でもないのに顔が笑ってしまっていた。信じられないような光景に遭遇すると人って笑うんですね。もう笑うしかない。なんだかすごいぞ!