映画で社会を考える感想文『犬は歌わない』『戦火のランナー』
とくに関連性とかはないが少し前に観て感想書いてなかったドキュメンタリー映画が二本あったので一つにまとめて感想文。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
とくに関連性とかはないが少し前に観て感想書いてなかったドキュメンタリー映画が二本あったので一つにまとめて感想文。
面白いが健常者社会の意識すらされない構造的障害者差別が物語の下地にあれば家を出る/出さないを巡る母娘の戦いももう少し切実で緊張感のあるものになった気がする。
あんまバンバン街がぶっ壊れるような映画じゃないのでそういうのを求めると物足りないかもしれないが、「アメリカの終末」を超リアルに描いた静かな終末映画として超おもしろかった。
『激突!』と『ヒッチャー』をニューオリンズの市街地に持ち込んでB級映画のお手本『セルラー』のアイディアとテンションとかブチ切れの名作『フォーリング・ダウン』のキャラクターとか雰囲気を突っ込んだようなB級快作。あおり運転ダメ絶対!
PC画面のみで展開するスクリーン・ライフ映画のスタイルをスマホを使ったライブ配信に適用してPOV映画とドッキング、更にはファウンド・フッテージ映画のスタイルも隠し味的にミックスした「孤独な殺人タクシードライバー」ものの一本。おもしろかった。
どう考えても50点満点中の50点の映画としか想像できないし事実ちゃんと50点満点中の50点であった。最近はこういうアベレージヒッター型のアクション映画が本当に少なくなったので50点に花丸を描いてあげたい。
ノワール風味濃厚なポリスアクション映画として超よかった。21本の橋がどうのはあんま関係ない。
観てる間は超すげーやべーおもしれー韓国映画にも引けを取らない完成度ださいこーって思ってたんですけど数日経って今振り返るとなんか、結構そんなでもない。実はそこがこの映画の勘所なんじゃないかという感想。
これはある意味タブーに触れた超ネタバレなのだが『モンスターハンター』、チュートリアルです。104分のオープニングムービー+チュートリアル…!でもすごーいおもしろかったです。
田舎町の主婦くせにみなさんわりと引き締まった体つきをしておられてタンクトップ姿で躍動するわけですから最高!タンクトップの蛮族系ウーマンが画面に躍ったら物語とかどうでもよくなってしまいます100点。