やさしい世界映画『新 デコトラのシュウ 鷲』やさしい感想文

あまりにも安いがあまりにも誠実なバラエティ人情喜劇っぷりにちょっとだけジーンとさせられる。

熱量爆発映画『ジャスト6.5 闘いの証』感想文

いやはやまったく、エンタメ性と批評性とアート性が恐ろしく高い純度を保って融合した傑作であったよ。子供の側転で泣かせるのは反則!

俺のドゥームズデイ映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』

現代ゾンビの父ジョージ・A・ロメロに倣った鋭利な社会風刺を基調にしつつもまさかのゾン泣き映画であった前作よりだいぶ偏差値が下がったヨン・サンホ版『ドゥームズデイ』。

週刊連載映画『約束のネバーランド』感想文

設定変更がどうとか原作再現度がどうとか面白いとか面白くないとか以前に対象年齢が低すぎたので、なんか勝手にもう少し上に対象年齢を設定して観に行った俺が悪い気がしてきた。

オトコノコ映画『佐々木、イン、マイ、マイン』感想文

この内山拓也という監督の前作が『ヴァニタス』というタイトルを持つのは偶然なのかそれとも狙ったところなのかは不明だが言い得て妙だなと思う。『佐々木、イン、マイ、マイン』もまたオトコノコ世界のヴァニタスであった。

中国におけるウェスト氏の王道な冒険映画『ボルケーノ・パーク』感想文

いやぁベタベタで面白いディザスター映画でしたね。中国、金いっぱいあるんだからこういうのたくさん作って浪費してくれ。

ポストパンク野蛮派映画『アウェイデイズ』感想文

『トレインスポッティング』以前も以後も作られ続ける野蛮で不毛で貧乏でアジテーショナルでかつ感傷的にスタイリッシュに捻くれた英国不良映画のザ・王道。場当たり的で安っぽいポストパンクなサントラがいーんです。

キラキラ業界激震映画『小説の神様 君としか描けない物語』感想文

ポスターとか見るとヴィヴィットな色使いのいかにもなキラキラ映画なので開始15分ぐらいモノクロ画面とかいうそう来るか演出にもしかしてシアターを間違えたんじゃないかと思ってしまった。すごいキラキラ映画だ。